ライブコンサート写真撮影のキモ(クラシック編)

2D-144_w
 
 
クラシックコンサートの写真撮影で最も気を使うのは「音」。
 
たとえフルオーケストラでもそれは変わりません。
 
 
静まりかえったピアニッシモのフレーズ中に
「カシャッ」なんてシャッター音を響かせたら
大ヒンシュクです。
 
でもそんな場面で無神経にシャッターを押すカメラマンが
いるんですよね。
シャッター音は聞こえないだろうと油断しているのか、
そもそも神経が「無」なのか・・・。
 
そんなカメラマンに限って腰に鍵とか下げていたりします。
動くたびにチャラチャラ音がする。
 
 
この手のカメラマンは、同じ現場では二度と会いませんけどね。
一度で出禁になりますから(笑)
 
 
カメラマンを目の敵にする年間会員のオジサン
 
音は立てないけど、やたらに動き回る・・・
これも当然NGです。
 
 
 
とにかくソロのピアノのリサイタルから、
フルオーケストラのコンサートまで、
編成や演目に関わらず、クラシック系のコンサートでは、
カメラマンは存在感を消すことが大事です。
 
クラシック系以外でも
アンプラグドのアコースティック系音楽の
ライブコンサートの写真撮影では同じ注意が必要です。
アコースティックギターの弾き語りや民族音楽系なども。
 
 
 
トゥッティ(tutti)などの大音量のシーンなら
連写しても大丈夫かもしれませんが、
まず連写はしません・・・我々プロカメラマンは。
 
そもそもこの手のジャンルのライブコンサートの写真撮影で
連写は考えられません。
意味がありませんからね。
 
 
激しく動く指揮者やヴァイオリニストを撮る際も、
「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の連写では話になりません。
 
シャッター音が響くリスクを冒しているだけで、
本当に「ここ!」という瞬間はものにできません。
 
そんな撮り方をしていたら、いつまで経っても
本当のライブステージフォトグラファーにはなれません。
 
 
ファインダー越しにひたすら被写体を追い続け、
望んだシーンの瞬間にシャッターを切る!
 
これが醍醐味なんです。
 
 
アマチュアのカメラマンを見ていると、
構えたと思ったら撮って、
撮ったら背面液晶で確認して・・・
また構えて・・・
 
という動きが多いですね。
 
 
そんな構えた瞬間に絶妙のタイミングが
あるとは思えないんですけどね(笑)。
 
 
ある被写体(例えばソリスト)を狙ったら、
ファインダー越しにじっと「その瞬間」を待ち続けます。
極端に言えば何分でも。
 
シャッターボタンに指を載せ、ピントを合わせつつ
息を殺して待ちます。
 
 
そして「その瞬間」を逃さずに捉えるのです。
 
 
 
「その瞬間」とはどの瞬間?
 
そう思うかもしれません。
 
 
それは被写体や状況によって変わります。
 
例えば狙ったソリストがヴァイオリニストであれば、
演奏している曲のどの部分が山場なのか、
聴かせどころなのかを事前に把握しておき、
そのシーンでの表情とボウ(弓)の位置から判断します。
 
あるいはその山場の前後で良い表情が撮れたりもします。
 
 
これは、例えばロックバンドのライブコンサートで、
ギタリストを撮る時などにも共通します。
 
間奏での見せ場のギターソロを弾いているシーンも
もちろん狙い目です。
ライブ感溢れる動きのあるシーンが捉えられるでしょう。
 
でも、その間奏に突入してゆく直前や弾き終わった直後に、
良い表情を捉えるチャンスがあることが多いんです。
 
 
ですから、そのような見せ場や聴かせどころを狙う場合は、
その少し前から過ぎた後までファインダーから
目を離すことはできないハズなんです。
 
 
せっかく狙い目のシーンなのに、
始まった瞬間に一枚撮って背面液晶眺めて、
また構え直して撮って・・・
そんな暇はありませんよ!
背面液晶を眺めている時間がもったいない!!
 
 
「その瞬間」を明確にイメージして撮影に臨んでいれば、
狙った絵をものにできた瞬間に
 
「来た!!」
 
とわかります。
背面液晶でいちいち確認なんてしなくても。
 
 
そして「来た!!」こそが醍醐味であり、
各カメラマンの個性が出る部分なんです。
 
 
 
それに背面液晶をやたらに光らせていたら、
シャッター音と同様にお客様にとって目障りで迷惑です。
 
存在を消す!? ライブステージフォトグラファー
 
 
フィルム時代の一眼レフやデジタル一眼レフカメラでは、
とにかくシャッター音をいかに消すかに腐心しました。
 
防音カバーをカメラに被せたり、
防寒用撮影カバーを全体に被せて汗だくになったり・・・(笑)
 
 
今はミラーレス一眼カメラの電子シャッターでの
無音撮影が可能になってきたので、
シャッター音の気苦労からは解放されました。
 
 
 
さてクラシックコンサートに話を戻しましょう。
 
 
クラシックコンサートでは
明り(照明)が一定のケースが殆どですよね。
 
もちろんオペラなどは別ですが・・・。
 
明りが一定なので、陰影による面白みを出すのが難しいです。
照明が劇的な効果をもたらしてくれた!
なんていう幸運はあまり望めません。
 
ですので演者の表情(顔だけでなく身体全体の)を
いかに捉えるかが勝負となります。
 
 
フルオーケストラの場合は、
トゥッティで全員が演奏しているのが前提で、
ヴァイオリンやヴィオラのボウ(弓)が美しくそろっていて、
指揮者の後ろ姿に表情がある瞬間が理想でしょう。
 
 
ピアニストであれば高音部(右手の方、客席側)に顔が向いて、
右手が上がっている瞬間とか・・・。
 
このあたりは各カメラマンの好みが反映する部分ですね。
 
照明や演出効果などの飛び道具がないだけに、
腕が問われるとも言えます。
 
 
楽団の全景も必要ですが、
そればかりだと記録写真・発表会写真になってしまいます。
 
オーケストラであれば、曲の楽章によって聴かせどころ、
あるパートの見せ場があります。
 
例えばある楽章が、
冒頭のホルンの壮大なフレーズで始まるとか・・・。
 
その時は、ホルンのパートだけを抜くとか
ホルンの首席奏者をアップで狙うと面白いです。
 
 
テレビのオーケストラコンサートの放映も参考になりますよ。
そおいった場面では必ずスイッチングされて
メインの楽器がアップになります。
 
 
 
そのように場面を読んで狙うことが必要です。
 
可能であれば事前にその曲を聴いて、
狙いどころの目星をつけておければ万全ですし、
その場で慌てることもありません。
 
 
何度か話していますが、そのような事前チェックのためにも
リハーサルやゲネプロでの確認が大切なんです。
 
せっかく目星をつけていても、実際には別の楽器がかぶって
肝心な被写体が見えなかったりしますからね。
 
 
ステージに乗っている演者が多ければ多いほど、
狙いどころは多くなりますが、その分確認どころ満載です。
 
 
リハーサルやゲネプロなど事前の確認や
本番では撮れないアングルの撮影など、
極端に言うと本番までで勝負は決まっている!とも言えます。
 
 
 
クラシックに限らず
大きなホールでのライブコンサート撮影では、、
私は本番までにその日の70%位の汗をかいてしまいます(笑)
 
 
それで本番では殆ど汗もかかず冷静に
狙ったポイントの撮影に集中できるのです。
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
 
芦澤来斗


最新のフルサイズ デジタル一眼レフやミラーレス一眼を欲しいのは分かるけど・・・

DSCF6617_w
 
 
「ボディーは一瞬、レンズ一生!」
 
は極端ですが、
写真を撮るのに大切なのは、カメラボディーよりもレンズ!
 
これは何度も話してきましたよね。
 
 
 
通称「レンズ沼」と言われる怖い?世界に
ハマるかどうかは別としても、
カメラボディーは2年から3年でどんどん新機種が出ます。
 
でもマウントが変わらない限り、
レンズはずっと使うことができるし製品寿命も長い。
 
 
その意味でも、レンズは財産、カメラボディーは消耗品!
と言えなくもありません。
 
 
例えばある程度写真に取り組んできた人が、
メーカーを乗り換えようとする時の一番の問題はそこです。
 
カメラボディーを
例えばNIKONからCANONに移行するのは簡単です。
下取り出して新たに買えば済みます。
 
でも何本も持っているNIKONのレンズを
全てCANONに置き換える・・・
 
これがコスト的にも精神的(笑)にもハードル高し!です。
 
 
両方そろえることができる人は悩みませんけど・・・。
 
仕事での撮影を前提に考えると、
ボディー2台にレンズ5本程度・・・
およそ100~150万円を複数のメーカーにつぎ込む。
 
(収集趣味でなければあまり意味はないんですけどね(笑))
 
 
キットレンズ付きの1台しか持っていなければ、
予算さえ確保すればA社からB社・・・C社と、
その時点で一番気に入ったモデルに
ひょいひょいと移ることも可能でしょうけれど、
そんな移り気さんは別の意味で「問題あり!?」ですね(笑)
 
それではいつまで経っても
カメラが身体の一部になりませんからね。
 
 
 
「写ルンです!」
 
ではなく
 
「移れないんです!」
 
なんです(笑)
 
 
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが・・・
 
実は今日話したかったのは
カメラボディーやレンズの事ではなくて、
撮影データーの話です。
 
 
例えば最新のフルサイズデジタル一眼レフを
 
マークワン・・・マークツー・・・マークスリー・・・・・・
 
としていった時に何が起こるか??
 
 
ワン・ツー・スリー(笑)に準して、
撮影データーがデカくなっていくんです。
 
 
「僕のノートパソコンはハードディスクが潤沢だから、
 当面は大丈夫!」
 
と思うなら、以前話した内容をもう一度。
 
撮影データーは永遠?に!
 
 
 
最近の機種だと、
RAWデーターで30~40M以上、
JPEGで5~15M以上
程度の容量となります。
(機種や撮影内容によります)
 
 
ライブコンサート撮影などでは
通常一回の現場で数百枚を撮影します。
 
大きなホールコンサートで仕込みから撮影する場合などは、
千枚を超えることもあります。
 
 
わかりやすく言うと、
CD-R一枚にはとても入らず、
DVD-Rでないと収まらない容量です。
 
一回の現場で。
 
 
 
何が言いたいかもう分かりましたよね?
 
 
カメラが高画素化して新しくなるのに伴って、
パソコンやハードディスクを含む
データー保存の環境の増強も必要になるのです。
 
Photoshopなどでの加工を前提とするなら、
パソコンのCPUの能力もそれに伴って必要となります。
 
 
この辺りを意外と意識していない人が多いんですよね。
 
 
頑張って最新のフルサイズ一眼レフを購入したのはいいけれど、
その途端にハードディスクはパンクするは・・・(涙)
画像加工しようにも動きは遅いは・・・(汗)
という事態に陥るのです。
 
 
趣味の「お写ん歩」写真しか撮らないのであれば、
それでも徐々に対応していく・・・
で許されるのでしょうが、
まがりなりにも仕事で撮影するのであれば、
その辺の環境も含めて万全の対応をする必要があります。
 
 
カメラ雑誌やカタログを眺めるのもいいけど、
足元を見て考えることも大切なんです。
 
 
この機会に一度見直してみてください。
 
 
 
Amazonプライムフォトにアップロードしてみた
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


ライブステージフォトグラファーと言うからには・・・

DSCF8731_w
 
 
ピカッ!
カシャカシャカシャ!
 
ピカッ!
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ・・・
 
 
 
ライブハウスでのアマチュアバンドのライブで
よく出会うシチュエーション。
 
学生時代からバンドをやっていた関係で、
今でも趣味で演奏している友人も何人かいて、
そんな友人から時々連絡もらいます。
 
「ご無沙汰! こんどライブやるんだけど、
 もし時間があったら写してもらえない?
 申し訳ないけど予算ないから、
 ギャラは打上の飲み代で(笑)」
 
もちろんタダでビール飲めるなら何処へでも・・・
という訳ではないけれど、
大切な友人からの依頼ですから
スケジュールが許す限り撮影に出向きます。
 
 
ライブステージフォトグラファーなんだから、
アマチュアのライブの撮影なんか行かない!
なんていうことは決してありませんよ(笑)
 
仕事での撮影ではないので、
色々と試すこともできるのでありがたいのです。
 
 
 
で、そんなアマチュアのライブの場で出会うのが
冒頭のシーンです。
 
写真・カメラ好きであろう家族?親族?友人?が、
多分出演者に頼まれているのでしょう、
一生懸命にぎこちなく撮っています。
 
まあこのような日は、
私も出演者に依頼されたボランティアカメラマンの一人
なんですけどね(笑)
 
 
 
冒頭のピカッ!
 
これはオートフォーカスの補助光の光です。
 
 
 
カシャカシャカシャ・・・!
 
これは連写しているシャッター音ですね。
 
 
 
プロのライブやコンサートではあり得ない光景です(笑)
 
 
昔は呆れるやら腹立つやら・・・すごく気になりましたが、
今では逆に微笑ましく眺めています。
目くじら立てて注意したりもしません。
 
それも含めて、そんなほのぼのとした空気感も含めて、
アマチュアのライブだと思うので。
 
友達が携帯で撮っていてもいいし、
どこかで赤ちゃんが泣いていてもいいんです。
 
家族・友人・知人が集まって楽しんでいる場ですからね。
 
 
 
休憩時間に私のことを知って、
質問されることもよくあります。
 
その場合は相手の技量に合わせてアドバイスします。
 
 
まず先に、補助光はオフに!
 
連写は基本はなし!
どうしても連写してみたいなら
曲が盛り上がって大音量の時だけ。
 
背面液晶画面はオフに!
 
ISOはXXXくらい。
 
シャッタスピードは・・・絞りは・・・
 
ストラップは手首に巻いて・・・
 
もっと近寄って1人1人をアップで・・・
 
ステージを回り込んで後ろから撮ってみたら・・・
 
などなど。
 
 
たまに私の行くとこ行くとこ、狙っているアングルを
追っかけてくる人もいます。背後霊のように(笑)
 
 
 
少し大きなアマチュアのライブで、
奮発して町の写真屋さんに撮影を依頼してる場合もあります。
学校の行事や発表会などを請け負っている写真屋さんです。
 
その手の写真屋さん系カメラマンはすぐわかります。
 
ほとんどの場合、客席後方に三脚立てて固定で撮っているか、
客席の真ん中に陣取って撮ってますからね。
いわゆる「発表会写真」ですね。
見なくても撮ってる絵が浮かびます(笑)
 
 
 
真逆は報道系や地元広報誌系のカメラマンですね。
傍若無人に「撮ってやってる!」感丸出しですから、
これまたすぐにわかります。
 
 
 
場合によっては、長年写真を趣味としているらしき
ダンディーで芸術家風なオジサマが
首からライカとか下げて近寄ってきたリします。
 
この手のオジサマの多くは、
こちらの使っているカメラやレンズの値踏み?のために
近寄ってくるんですよね(笑)
 
 
 
どれもライブステージフォトグラファーとは別世界の住人です。
ライブなどの撮影現場において極端に言えばね。
 
 
カメラを持ってステージを撮影するという行為は同じですが、
狙っている絵、撮影の方法から考え方まで違うんですね。
 
もちろんクライアントからの要求される内容が
違うからという事にも起因しているんですが・・・。
 
 
この辺は色々裏話(笑える話も)沢山あるので、
また別の機会に話しします。
 
 
「ライブ写真撮影 はじめの一歩」
 
ライブステージ・コンサート写真のデジカメ撮影 事始め
 
ライブコンサート撮影に取り組むには?
 
お遊びのライブ撮影ならそれでいいけどね(笑)
 
ライブ・コンサート・舞台撮影の快感!
 
 
  
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


【デジタル一眼レフ】か【ミラーレス一眼】か・・・それが問題だ!?

22-0-096_w
 
ハムレットの
「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」
ではないけれど、
今の状況でこれから撮影機材をそろえる場合、
デジタル一眼レフを選択すべきかミラーレス一眼にするか、
非常に悩ましい状況ですね。
 
 
実は悩んでいる時が一番楽しいとも言えるんですが・・・(笑)
 
 
 
すでにNIKONやCANONのデジタル一眼レフを持っていて、
ボディーの買い替えやレンズを追加購入しようと
考えているのであれば、現有資産を生かすためにも
しばらくは手持ちメーカーでの維持が妥当でしょう。
(それでも中古購入で様子見が一番ですが)
 
 
それでも私はCANONのデジタル一眼レフ体制から、
ミラーレス一眼に乗り換えましたが、
そこまではまだ人には中々勧められません。
 
 
 
冷静に状況を眺めた場合、
流れはデジタル一眼レフからミラーレス一眼へと
向かっているのは明らかです。
 
あと10年・・・いや5年経った段階では、
一眼の主流はミラーレスになっているでしょう。
どう考えても機構的にミラーレス一眼の方が有利だからです。
デジタルである限りは。
 
 
ただし、デジタル一眼レフカメラは
フィルム時代の一眼レフカメラの技術の継承で、
ある意味で熟成・完成された安心感があります。
 
それに対してミラーレス一眼カメラは、
日進月歩で性能が向上してはいますが、
まだ過渡期であり熟成度・完成度はまだまだこれから・・・
というのが現状だと思います。
 
 
 
いまから、全く新規に撮影に取り組むために
カメラ一式をそろえようと検討する場合は、
下記の考慮点を総合的に判断する必要があります。
 
 
 ☆デジタル一眼レフでそろえる場合
 
  メリット
 
  選択肢が多く自分の目的に合った機材をそろえやすい。
  中古市場でボディーやレンズの調達がしやすい。
  メーカー純正品以外の汎用品が多い。
  ストロボから小さいアクセサリーまで対応品が多い。
  ネットを含め様々な情報が入手しやすい。
 
 
  デメリット
 
  一通りをそろえるとかなり高額になる。
  どうしてもセットが重厚長大になってしまう。
  (それに喜びを感じる部分もありますが)
  それほど遠くない将来
   ミラーレスに移行することになる可能性がある。
 
 
 
 ☆ミラーレス一眼でそろえる場合
 
  ほとんどが上記の逆となります。
 
  メリット
 
  デジタル一眼よりはコストパフォーマンスが高い。
  機材の大きさ重量がコンパクトになり機動力が上がる。
  レンズなどは将来的により長く使える。
 
 
  デメリット
 
  選択肢がまだまだ限定的。
  中古市場に出回っている数が限られる。
  純正以外の汎用パーツなどが少ない。
  過渡期なのでどんどん状況が変化する。
  (撮影技法も含め)
 
 
 
こんなところでしょうか。
 
 
もちろん用途によっては、
最低でもフルサイズのデジタル一眼レフあるいは
中版デジタルカメラが必須の撮影もあります。
 
ただし、それはごく限られた用途と言えるでしょう。
フィルム時代の4×5(シノゴ)以上のフォーマットように。
 
 
ここでは主にライブコンサート撮影を目的としていますので、
上記の2択となります。
 
 
今の段階では上記のようにどちらもそれぞれにメリットと
デメリットがあり、絶対にこちら!とは言えない状況なので
悩ましいのです。
 
 
まあ、殆どの情報誌やネット上ではデジタル一眼レフ前提が
当たり前のように語られていますが、
私からするとそれはちょっと無責任に思えます。
 
 
デジタル一眼レフがいまだ主流なのは確かですから、
潤沢に予算がある場合はあえて止めませんが、
それが当然とはとても言えないのが現在の状況です。
 
コンデジを買うのとはわけが違うので、
無駄な投資はしたくありませんし、
慎重にならざるを得ません。
 
 
 
NIKONやCANONのように、
フィルム時代からのレンズ資産を多数抱えているメーカーは、
おいそれとはそれを捨てるわけにはいきません。
 
例え趨勢はミラーレス一眼に向かっているのは分かっていても、
必死に一眼レフの資産の延命を図っているのです。
 
 
その辺りはこの記事が参考になります。
 
FUJIFILMがフルサイズ一眼を作らない理由
 
 
 
この状況でどちらを選択するのかは、
もうそれぞれ個人の撮影対象に基づいて、
考え方や好み、自分を取り巻く環境
(友人との共用や貸し借りを含めた融通性など)
によるとしか言えません。
 
 
 
一番安全なのは、NIKONかCANONのデジタル一眼レフの
中古や一世代型落ちのボディーをメインに、
必要最低限のレンズをそろえる・・・かもしれませんね。
 
 
 
やはり悩ましいです。
 
 
「デジタル一眼レフ」と「ミラーレス一眼」の違い
 
 
いよいよ「デジタル一眼レフ VS ミラーレス一眼」が本格化!?
 
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
芦澤来斗


お遊びのライブ撮影ならそれでいいけどね(笑)

dscf2297_w
 
 
こんにちは!
 
写真撮ってますか?
 
ライブやコンサートだけでなく
普段の生活の中でも目に映る物事を意識することで、
ボーッとしていたら気付かないものが見えてきますよ!
 
悩めるコンパクトカメラ(コンデジ)選び
 
カメラ、写真のある生活での3つのポイントとは!?
 
 
 
さて、今日は「ライブ撮影」に関して
少し気になったことがあったので・・・。
 
 
たまたまネットで「ライブ撮影」に関して色々なサイトを
見ていて感じたこと。
 
趣味の延長として、
たまに友人のライブ撮影を行っている程度の
カメラマン?の書いている内容がヒドイ!
 
結局、自分の持っているカメラの自慢にしかなっていない!
 
 
このような内容が殆どですね。
 
 
まあ、
その程度でお互い満足しているならそれでいいんですけど・・・。
 
撮られる側も友情撮影ありがとう!
という程度の感覚なんでしょうから・・・。
 
 
それはそれでいいんですけどね。
 
 
 
ただ、真剣にこれから「ライブ撮影」に取り組もうと
しているあなたが、そのような内容に振り回されて
無駄!?な出費と労力を使って遠回りしてしまうのが
心配になってしまいました(笑)
 
 
 
例をあげましょう。
 
 
ライブ撮影に向くカメラは、
高感度に強いフルサイズのデジタル一眼レフ!
 
ライブ撮影に向くレンズは「大三元レンズ」!
 
とにかく連写で撮りまくれ!
 
 
等々(笑)
思わずため息・・・でした。
 
 
 
フルサイズのデジタル一眼レフに関しては
これまでも何度かお話ししました。
 
デジタル一眼レフ フラッグシップ機への憧れ
 
「フルサイズ」か「APS-C」か!? 「フルサイズ」神話
 
 
決してフルサイズのデジタル一眼レフを
否定している訳ではないですよ!
 
ただライブ撮影ではボディー2台持ちが基本なので、
コストパフォーマンス・償却を考えた場合に
無理なく2台用意できるのかが疑問です。
 
 
 
「ライブ撮影」に向く「大三元レンズ」の件。
 
「大三元レンズ」とは、絞り値が「F2.8」で一定の
広角・標準・望遠の3本のズームレンズを称して言われます。
 
ズームしても絞り値が「F2.8」で変わらないレンズです。
 
「重い」「デカイ」「高い」
 
3拍子そろったレンズです。
 
 
ライブ撮影に向けてのレンズ選び(基礎編)
 
 
NIKONやCANONの「大三元レンズ」で検索すれば、
ぞろぞろ出てきます。
 
 
「大三元レンズ」と
フルサイズのデジタル一眼レフのボディー2台。
 
軽自動車一台分位でしょうかね・・・総額で。
 
 
「それくらいなら楽にそろえられます」
と言うのなら止めません! 羨ましいです(笑)
 
 
 
連写で撮りまくれ!
 
これを言っている素人カメラマンは、
殆どが友情撮影(笑)として、
いくつかのバンドが出演するライブの中の
友達のバンドが出演する15分とか20分のステージを
撮っている場合が殆どですね。
 
1時間とか2時間のステージをフルに連写で撮影していたら、
撮影後の画像選びで途方にくれると思いますからね(笑)
 
 
ギンギンのロック系なら
シャッター音は気にしなくても問題ないかもしれませんが、
そもそも「とにかく連写で数打て」的な撮影を続けていたら、
いつまでも「目」も「腕」も向上しませんよ(笑)
 
この手の素人さんに限って観客の邪魔になっていたり、
スタッフの作業の妨害になったりしてるんですよね(笑)
 
 
 
「ライブ撮影」はそんな甘い世界ではありません。
 
 
そもそもライブ撮影やコンサート撮影を
仕事として撮っているカメラマンで、
連写しまくっている人は居ませんから・・・。
 
 
 
でも悲しいかな、
アマチュアの世界での「ライブ撮影」の認識は、
撮る側も撮られる側もその程度であるのが現状です。
 
撮られる側の認識も、
ピアノの発表会や学芸会の写真の延長くらいの認識しか
ないケースが多いのが現状です、悲しいかな。
 
本物を撮られた経験が無いからですね・・・。
 
撮る側だけでなく撮られる側の「見る目」も
養っていかないといけないのかもしれません。
 
それは正直言って、
撮られる側の「本気度」と「演じる内容のレベル」に
比例しています。
 
 
 
「本気の緊張感あふれるプロのステージ」での場数が、
ライブ撮影のカメラマンを鍛えると言えるかもしれませんね。
 
 
ライブ撮影 被写体がプロかアマかで違うのです!
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


ライブ撮影に向けてのレンズ選び(基礎編)

13s-005_w
 
 
「デジタル一眼レフ」と「ミラーレス一眼」、
ボディーに関しては今まで何度かお話ししました。
 
 
「デジタル一眼レフ」と「ミラーレス一眼」の違い
 
「ミラーレスカメラ」と「ミラーレス一眼カメラ」
 
「ミラーレスカメラ」と「デジタル一眼レフカメラ」
 
「フルサイズ」か「APS-C」か!? 「フルサイズ」神話
 
 
 
「デジタル一眼レフ」でも「ミラーレス一眼」でも、
正直言ってボディーよりレンズが重要なんです。
 
カメラに興味を持ちだした初期の頃は、
どうしてもボディーに目が向きますよね?
 
憧れもありますしね(笑)
 
デジタル一眼レフ フラッグシップ機への憧れ
 
 
ところが写真の出来を左右する要素の
大きな部分はレンズが占めます。
 
メーカーのフラッグシップのボディーに、
お手軽レンズを付けて撮影した写真と、
入門用のボディーに最高級のレンズを付けて撮影した写真では、
明らかに後者に軍配が上がります。
 
最近は特に入門用のボディーでも、
撮像センサーに関しては中級機と同等のカメラが殆どです。
 
連写速度や耐久性を除けば、
極端に言えば思うほどの差はありません。
 
ボディー性能がネックで撮れない写真より、
レンズ能力がネックとなって撮れない写真の方が
圧倒的に多いんです。
 
 
 
ですから、
写真が分かってくるとレンズが気になりだします。
 
よく「レンズ沼」と言われる、
楽しくも底なしの世界にハマっていくんです・・・怖い!
 
「ボディー沼」は聞いたことがありません。
コレクターは別ですけどね(笑)
 
 
ボディーは消耗品!
レンズは一生?モノ!
 
なんです。
 
 
 
レンズ選びは楽しくもあり、悩ましくもあります。
 
もちろん、「このレンズ」でないと撮れない!
というケースもありますよ。
その場合は悩まなくて楽?ですね。
 
 
さてライブ撮影に向くレンズですが、
最も重要なポイントは「明るさ」です。
 
「明るさ」とはレンズが取り込める光の量です。
「F値(エフチ)」という数値で表されます。
「絞り値」とも言います。
 
レンズ本体やカタログなどに載っている
「F2.8」とか「F4」の事です。
  
この数値が小さいほど「明るい」ことになります。
 
ですから上記の2つのレンズでは、
「F2.8」のレンズの方が「F4」のレンズより「明るい」んです。
 
この辺りをより詳しく知りたければ、
この手の内容を解説しているサイトは星の数ほどありますから、
そちらを参考にして下さい(笑)
 
 
 
で、「明るい」レンズが良い!となるのですが、
ここでネックとなる問題があります。
 
明るいレンズは
 
「重い」「デカイ」「高い!」
 
んですよこれが・・・。
 
ズームレンズでは特に顕著です。
 
 
ライブ撮影では「F2.8」は欲しいです。
ズームならガマン!して「F4通し」というところ。
「F4通し」とは、広角側も望遠側もF値が変わらず
一定という意味です。
ズームでも「F2.8通し」を持てれば理想です。
 
 
時間のある時にでも、
上記の条件のレンズをネットで調べてみて下さい。
 
単焦点レンズ一本だけなら買えそうですが、
この条件で単焦点もズームも一通り揃えるとなると、
車が買えてしまう位の金額にになってしまいますよね!
 
 
いかに自分の撮影に必要なレンズを予算内で選ぶかが、
楽しくもあり悩ましい作業になります。
 
また、大きなホールがメインのフィールドか、
小さなライブハウスが中心かによって、
必要なレンズは変わってきます。
 
理想的には広角・標準・望遠の3本の単焦点レンズで、
カバーできればいいんですが・・・。
 
決まった箱(ライブハウス)で、
決まったポジションからの撮影が目的なら、
それに合った焦点距離の単焦点レンズが決まるでしょう。
 
でも実際のライブ撮影では、
現場によってステージの広さ・撮影場所からの距離・角度などが
そのつど変わります。
同じ箱でもバンドの編成によっても変わりますよね。
 
ですので、ズームレンズの方が現場対応力は上がります。
 
単焦点一本で、後は自分で動き回って対応する!
これはこれでストイックでカッコいい!し、
撮影に真剣に取り組み腕を磨くには良い方法です。
 
ただ実際には動き回れなかったり、
なかなか望むポジションは取れないことがほとんどです。
 
その点ズームレンズであれば、
ある程度の制約はカバーすることが可能です。
 
取り敢えずの最初の一本は、
「明るいズームレンズ」をお勧めします。
 
ただしここにはハードルが!!
 
「明るいズームレンズ」=「重い」「デカイ」「高い!」
 
んですよこれが・・・。
 
まずは中古のレンズを探してみるのも手です。
 
 
 
どのレンズが自分に合うのかは
実際には使ってみないと分からない点も多いと思います。
 
そんな時は、メーカーのサービスステーションの
レンズのレンタルを利用するのもお勧めです。
1・2日であれば手頃な金額でレンタルできるので、
興味あるレンズを借りて使ってみるのがいいと思いますよ。
 
私も新しいレンズなどはレンタルして確認します。
 
 
レンズの話は尽きませんね(笑)
 
 
これから打合せなので、
今日はこのへんで・・・。
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


プレゼントした一枚の写真から・・・思わぬ展開が!!

dscn1569_w
 
 
あるアーティストのスタジオの壁に貼っていただいていた
一枚の写真
 
 
納品していたリサイタルの画像の中で
特に気に入っていただいていた写真を
A3ノビのサイズでプリントし、
次の打合せ時にプレゼントした写真です。
 
大変喜ばれて、後日立派なフレームに入れて
スタジオの壁に飾っていただいていました。
 
 
それから2か月ほど経った頃だったと思いますが、
ある初めての方から連絡をいただきました。
 
「○○のマネージャーをしている△△と申します。
 先日、XX先生のスタジオにうかがった際に、
 とても素敵な写真を拝見し、芦澤さんの写真と聞き
 連絡させていただきました。」
  
という内容でした。
 
 
ジャンルは全く違いましたが、
音楽関係のマネージャーの方です。
 
その後、
そのマネージャーが担当されている
アーティストの方々の撮影を
依頼していただけるようになりました。
 
 
思わぬ展開でした。
 
その後、同じような連絡を何人かから受けました。
 
 
 
 
話は変わって、
年に1度か2度撮影させていただく
私が中学生時代からレコードやCDで聴いていて憧れていた
あるアーティストさんのケース。
 
 
まあ言ってみれば私が大ファンでもあるわけ(笑)です。
 
撮影でお会いするたびに、
前回のライブ画像の中から、
私が気に入った写真を1点から2点、
プリントでお渡ししていました。
 
「いつもありがとう!」
 
とは言っていただいていましたが、
実際にはその写真がその後どうなっているのかは
まったく分かりませんでした。
 
もしかして、捨てられているかも・・・(汗)
 
捨てないにしても、部屋の片隅で楽譜の下にでも
積まれたままになっていても仕方ない・・・と思っていました。
 
 
 
そんな状態が数年続いた後、
その方の奥様とお会いする機会がありました。
 
「時々撮影をさせていただいている芦澤と申します。」
 
とご挨拶させていただいたところ、
 
「〇〇のコンサートの写真撮られたの芦澤さん?」
 
「そうです!」
 
「□□のライブの写真も?」
 
「そうそう、それも私ですよ!」
 
 
あの時も・・・この時も・・・と話が続き・・・
 
何でそんなに尋ねられるのだろうと思っていたら、
 
 
「それらの写真、主人がとても気に入っていて
 自宅の音楽室に全部飾ってあるのよ~」
 
と言われて驚きました。
ご本人からは全くそんなことは聞いていなかったので・・・。
 
「毎回帰宅すると、私にこの写真カッコいいだろー!? とか、
 僕はこんな顔して演奏してるんだね~ と自慢するのよ!」
 
  
とても嬉しかったです!
心の中でガッツポーズ(笑)
 
「誰に撮ってもらったとか全く聞いてなかったから、
 いったいどんな方が撮っているのかとずっと思ってたのよ。」
 
「ありがとうございます! お会いできて良かったです。」
 
 
 
それ以来、ご本人とは当然ですが、
奥様とも非常に意気投合してメールで連絡を取り合ったり、
たまにお食事にお誘いいただいたりするようになりました。
 
ご本人を撮影しているだけで、
昔からのファンとしてはとても満足であったのに、
それに加えて奥様とも懇意になれるとは!
 
 
 
本当にどんな展開が待っているか分からないものですね。
 
 
それは芦澤さんだからでしょ!?
そんなこと滅多にあるわけないよ!
 
 
そう思ってませんか?
 
 
あるんです!!
 
自信をもって言えます!!
 
あるんです!!
 
 
 
これは
何も自慢するためにお話ししているのではありませんよ!
 
 
何が言いたいかというと、
 
 
ただ仕事として義務的に納品するだけなく、
プラスアルファを心掛けると思わぬ結果が付いてくる!
という事が言いたいわけです。
 
 
それも他のカメラマンとの差別化になりますからね。
 
 
別にプリントをプレゼントするだけが
良いという訳ではありません!
 
他にも色々な方法がありますし、
それはカメラマンごとに違うと思います。
 
他の方法や工夫については、
メルマガで紹介しようと思います。
 
 
 
でももちろん、
まずは相手に気に入っていただける作品を
毎回しっかり確実に撮るのが先決ですよ!(笑)
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


Profile
人気記事
カテゴリー

ページの先頭へ