「ハイ チーズ!」 恐怖の集合写真!?

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「はい! よろしいですかー?」
 
「Aさん1段降りてください」
 
「Bさんお隣と衣装の色が被っているので
 Cさんと入れ替わって下さい」
 
「Dさん背が高いので右端にお願いします」
 
「前の人に被らないように間あいだに立ってくださいね~」
 
「緊張しないで笑顔でお願いしますよー」
 
 
シャッター切るまでの道のりが長い・・・(汗)
人数の分だけ神経使います。
 
もちろん複数回シャッターを切りますが、
それでも誰かが目をつぶっていたり・・・
アッチを向いていたり・・・
 
これが子供の発表会だったりすると・・・
途方に暮れますね(笑)
 
プロの現場であれば、ポーズや笑顔を含めて
全員が分かっているので早いんですけどね。
(それはそれで皆の決め顔をあえて崩して
  新鮮な笑顔を引き出すようにするんですけどね)
 
 
私の場合はホールのステージ上が撮影場所になり、
客席に三脚とストロボを立てて撮ることがほとんどです。
 
ライブハウスなどでの数名の集合写真なら手持ちで撮ります。
ストロボもクリップオンひとつで。
 
 
ライブハウスでもそうですが、
特にホールでの集合写真の撮影にあたっては、
照明さんにステージ上の明りをもらう必要があります。
 
事前に主催者の方に集合写真の撮影の有無と、
撮る場合はそのタイミング(リハーサルの後とか)を確認し、
その旨を照明さんにお願いしておきます。
 
 駆け出しの頃、事前に伝えていなたっかために、
 いざ集合写真を撮ろうと出演者に集まっていただいたのに、
 ステージ上は薄暗く、しかも照明担当者は食事で不在!
 なんていう事もありました(涙)
 
大きなホールの照明担当者であれば、
「集合写真用に明かりをお願いします」
と頼めばだいたい通じるので話が早いです。
 
場合によって、照明を特別に凝って仕込んだ
特徴ある演出のステージの場合などは、
その照明を生かして撮ることもあります。
 
ホリゾント幕に印象的な影が演出されている場合などは、
それを取り入れて撮影したりするケースもあります。
 
もちろんその場合は、
どのシーンの照明にして欲しいか照明担当者に
お願いする必要がありますよ。
 
 
ですから同じホールでも、現場によって環境は変わります。
 
当然、出演者の人数や衣装によっても条件は違うし・・・。
 
 
 
あと私の場合はほとんどの現場は単独で1人ですので、
集合写真のための雛壇や椅子などを並べる準備は、
手伝ってもらわないと間に合いません。
 
リハーサル前後は時間に余裕がないのが通常で、
照明さんや舞台さんの手直し時間の合間を借りての
時間との勝負での撮影になりがちです。
 
時間が来たら、舞台袖に用意しておいた段や椅子を
速やかにステージに並べなくてはなりません。
出演者が少人数の場合は椅子を数本だけとかで済むので、
自分で並べることも可能です。
 
これが大人数になると
独りでやっていてはとても間に合いません。
舞台係さんやホール担当者に
協力をお願いすることになります。
 
場合によっては
出演者の方々に手伝ってもらったり!
 
 
とにかく照明さんはじめ、
ホールのスタッフの手を借りる場合は、
事前にお願いしておかなければなりません。
彼らにとっては「余計な仕事」なんですからね。
 
 
ゲネプロ後に集合撮影が予定されているケースなどは、
戦争状態になることもしばしば!
だいたいゲネプロはギリギリまで押すことが多く、
開場時間が迫っていることが度々あります。
 
出演者達も衣装のチェックや本番に向けての化粧などが
気になってピリピリしていますし、
ホールのスタッフ達は、開場までに終わらせなければならない
最終手直しを済ませてしまいたいとイライラしています。
 
 
そんな空気の中でテキパキとスムーズに
撮影を終わらせなければなりません。
 
初めの頃はこの緊迫した空気感にのまれて、
焦るがゆえに簡単なミスやドジをやらかしてしまい、
かえって時間が掛かってますます焦る・・・
なんていう苦い思いも何度か味わいました。
 
限られた時間の中で、
その辺りをスムーズに段取りしてこなせるようになると、
 
「おぬし・・・デキルな!」
 
となるのです(笑)
 
 
 
そしてどんなシチュエーションでも
 
「はい! チーズ!!」(と言うかは別ですが)
 
とシャッターを切る前に、
撮影する出演者たちを
 
 シラケさせず
 
 最高の笑顔にする
 
 短く簡潔で
 
 しかもウケる
 
話術を習得すれば怖いものなしです!!
 
 
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芦澤来斗


ライブステージ・コンサート写真のデジカメ撮影 事始め

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ライブやコンサートの写真を最初に撮るキッカケは、
もちろん人それぞれですが、
ほぼ下記のパターンに当てはまるのではないでしょうか?
 
 
1.バンドやダンス、芝居をやっている友人から
  撮影を頼まれる
 
2.ピアノやヴァイオリンを習っている友人・知人・親族に
  発表会やリサイタルの撮影を頼まれる
 
3.無料のイベントやライブへ行って撮る
 
 
おそらくデジタル一眼レフかミラーレス一眼を持っていて
趣味で写真を撮っているか、
お気に入りのミラーレスカメラかコンデジを常に持ち歩いていて、
日常生活をスナップしている人でしょう。
 
 
共通しているのはそれなりのカメラを持っていて、
自他ともにカメラあるいは写真が好きという認識がある・・・
という人ではないでしょうか?
 
写真を撮る必要がある場合は彼に頼もう・・・
と回りから思われている人・・・という感じですね。
 
まさかスマホしか持っていない友人に、
わざわざ「撮って」とは頼まないでしょうからね。
 
 
3のケースの人は、頼まれなくても自分から
積極的に撮りに行くでしょう。
 
 
 
この手の人はライブやコンサートに限らず、
身内や知り合いのイベント・・・例えばパーティー、発表会、
同窓会、旅行、飲み会に冠婚葬祭・・・etcでは、
写真係を頼まれるか、自ら進んで引き受けるでしょうね。
・・・たぶん・・・
 
 
 
そのようなカメラ好き・写真好きと言われる人達の中で、
ライブステージ写真撮影にハマっていくのは、
1のケースがキッカケだった人が多いようです。
少なくとも私の回りはそうです。
 
1の変形パターンとしては、
ライブハウスなどでアルバイトをしていて興味を持った・・・
というケースもあります。
 
 
2のパターンの人は、
毎年一回とか頼まれれば引き受けるのですが、
それ以上にこのジャンルの撮影にハマるということは
あまりないようです。
 
 
3のケースは、
もしかすると一番写真撮影が好きな人なのかもしれませんが、
特にライブステージ撮影に入れ込むわけではなく、
スナップから花などのネイチャー、風景のように幅広く撮影を
楽しむ人が多いように感じます。
 
 
 
ここで感じるのは、
1ないし1の変形パターンの人に共通するのは、
自分も「演じる側」の経験がある人が圧倒的だということです。
 
 
自分もギターを弾いていた(弾いている)・・・、
学生時代にバンドをやっていた・・・、
演劇部に所属していた・・・、
ダンスを習っている・・・、
 
 
これはホールやライブハウスのスタッフにも言えることです。
 
みんな音楽やダンスや演劇など何らかの経験者か、
経験はなくてもすごく好きな人達なんですね。
 
逆に、そうだからその手の仕事をしているとも言えますが・・・。
 
 
ライブステージフォトグラファーというのも、
同じようなことが言えるような気がします。
 
 
一般的な意味で言う写真撮影の中でも
どちらかというとマイナーなジャンルと言えるかもしれない
ライブステージ・コンサート撮影を
メインの対象に選ぶ動機としては、
やはりその世界への思い入れがありそうですね。
 
私がモロにそうなので、
余計にそう感じるのかもしれませんが・・・。
 
 
 
やはりどのジャンルであっても、
思い入れがあるジャンルに一番力が入りますよね。
 
服飾に興味があれば、
ファッション系の撮影に向かうでしょうし・・・。
 
 
 
もちろん一般的なフリーランスのカメラマンは、
来る仕事は基本的にすべて請ける(ハズ!?)なので、
一つのジャンルだけ・・・という訳にはいかないのが実情ですが、
やはり好き・得意というのはあります。
 
 
ですのでその意味では、
私のこのBlogを興味を持って読んでくれているあなたは、
きっと音楽、ダンス、演劇などがとても好きか、
実際に経験しているんではないですか?
 
 
そういう人と交流したいし、
ライブステージ写真を撮るための力になりたいと思っています。
 
最新カメラの評論が大好きな人達ではなくね・・・(笑)
 
 
「ライブ写真撮影 はじめの一歩」
 
ライブ写真やコンサート写真撮影の第2ステップ
 
お遊びのライブ撮影ならそれでいいけどね(笑)
 
 
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芦澤来斗


プレゼントした一枚の写真から・・・思わぬ展開が!!

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あるアーティストのスタジオの壁に貼っていただいていた
一枚の写真
 
 
納品していたリサイタルの画像の中で
特に気に入っていただいていた写真を
A3ノビのサイズでプリントし、
次の打合せ時にプレゼントした写真です。
 
大変喜ばれて、後日立派なフレームに入れて
スタジオの壁に飾っていただいていました。
 
 
それから2か月ほど経った頃だったと思いますが、
ある初めての方から連絡をいただきました。
 
「○○のマネージャーをしている△△と申します。
 先日、XX先生のスタジオにうかがった際に、
 とても素敵な写真を拝見し、芦澤さんの写真と聞き
 連絡させていただきました。」
  
という内容でした。
 
 
ジャンルは全く違いましたが、
音楽関係のマネージャーの方です。
 
その後、
そのマネージャーが担当されている
アーティストの方々の撮影を
依頼していただけるようになりました。
 
 
思わぬ展開でした。
 
その後、同じような連絡を何人かから受けました。
 
 
 
 
話は変わって、
年に1度か2度撮影させていただく
私が中学生時代からレコードやCDで聴いていて憧れていた
あるアーティストさんのケース。
 
 
まあ言ってみれば私が大ファンでもあるわけ(笑)です。
 
撮影でお会いするたびに、
前回のライブ画像の中から、
私が気に入った写真を1点から2点、
プリントでお渡ししていました。
 
「いつもありがとう!」
 
とは言っていただいていましたが、
実際にはその写真がその後どうなっているのかは
まったく分かりませんでした。
 
もしかして、捨てられているかも・・・(汗)
 
捨てないにしても、部屋の片隅で楽譜の下にでも
積まれたままになっていても仕方ない・・・と思っていました。
 
 
 
そんな状態が数年続いた後、
その方の奥様とお会いする機会がありました。
 
「時々撮影をさせていただいている芦澤と申します。」
 
とご挨拶させていただいたところ、
 
「〇〇のコンサートの写真撮られたの芦澤さん?」
 
「そうです!」
 
「□□のライブの写真も?」
 
「そうそう、それも私ですよ!」
 
 
あの時も・・・この時も・・・と話が続き・・・
 
何でそんなに尋ねられるのだろうと思っていたら、
 
 
「それらの写真、主人がとても気に入っていて
 自宅の音楽室に全部飾ってあるのよ~」
 
と言われて驚きました。
ご本人からは全くそんなことは聞いていなかったので・・・。
 
「毎回帰宅すると、私にこの写真カッコいいだろー!? とか、
 僕はこんな顔して演奏してるんだね~ と自慢するのよ!」
 
  
とても嬉しかったです!
心の中でガッツポーズ(笑)
 
「誰に撮ってもらったとか全く聞いてなかったから、
 いったいどんな方が撮っているのかとずっと思ってたのよ。」
 
「ありがとうございます! お会いできて良かったです。」
 
 
 
それ以来、ご本人とは当然ですが、
奥様とも非常に意気投合してメールで連絡を取り合ったり、
たまにお食事にお誘いいただいたりするようになりました。
 
ご本人を撮影しているだけで、
昔からのファンとしてはとても満足であったのに、
それに加えて奥様とも懇意になれるとは!
 
 
 
本当にどんな展開が待っているか分からないものですね。
 
 
それは芦澤さんだからでしょ!?
そんなこと滅多にあるわけないよ!
 
 
そう思ってませんか?
 
 
あるんです!!
 
自信をもって言えます!!
 
あるんです!!
 
 
 
これは
何も自慢するためにお話ししているのではありませんよ!
 
 
何が言いたいかというと、
 
 
ただ仕事として義務的に納品するだけなく、
プラスアルファを心掛けると思わぬ結果が付いてくる!
という事が言いたいわけです。
 
 
それも他のカメラマンとの差別化になりますからね。
 
 
別にプリントをプレゼントするだけが
良いという訳ではありません!
 
他にも色々な方法がありますし、
それはカメラマンごとに違うと思います。
 
他の方法や工夫については、
メルマガで紹介しようと思います。
 
 
 
でももちろん、
まずは相手に気に入っていただける作品を
毎回しっかり確実に撮るのが先決ですよ!(笑)
 
 
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芦澤来斗


「やっぱり違う!」と言っていただけました!

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つい先日の事ですが、
市が運営している協会のマネージャーから連絡をいただきました。
 
「芦澤さん、
 久々にお話ししたいので事務所に来てもらえませんか?」
 
 
この協会は、現在は公益財団法人となり、
文化振興活動の一環として、
混声合唱団と室内合奏団を運営されています。
 
 
以前、市が直轄していた頃には専属として
定期演奏会やコンサート、プロフィール用の集合写真などを
撮影させていただいていました。
 
 
色々理由があって、専属撮影の役を降りてから数年振りでした。
 
私側の都合で、いったん専属を辞退していたのです。
別にモメたりという理由ではありませんよ(笑)
 
 
 
事務所にうかがって、
当時から私を推してくれていた女性マネージャーと
財団の部長とお会いしました。
 
 
「芦澤さん何だか若返ったね~!」
 
なんて言われたり・・・(笑)
 
 
話の趣旨は、もう一度撮影を請け負ってほしいとの打診でした。
 
 
今後のスケジュールや予算などの相談の上、
撮影させていただくことに決まりました。
 
 
聞いてみると、私が不在の間は地元でも歴史のある
写真館に撮影を依頼していたそうです。
 
学校の運動会、学芸会、各種発表会など、
イベント等の撮影も手広く手掛けている老舗です。
 
 
ただマネージャー曰く、
 
「本番だけ来て、当たり前の記念写真的ショットしか
 撮ってもらえなくて・・・。いつも同じ絵なのよ!
 団員からも芦澤さんカムバックの声が上がっていたのよ。」
 
こおいうお話は本当に嬉しいです。冥利につきますよね!
 
 
ある意味、自分のスタイルが受け入れられ評価されていることの
再確認となります。
 
 
ハッキリ言って、特にクラシック系のコンサートでは、
本番時に撮れる写真にはそれほど差別化の要素はありません。
 
撮るポジションも限られますし、
極端に動き回ることも出来ませんからね。
 
 
オーケストラの撮影では、
ツボを押さえればそれ以上の飛び道具?はあまりありません。
 
 
ですから、何度も言ってきたように本番以外が大切になるのです。
 
 
ステージ撮影・ライブ撮影では、リハーサル・ゲネプロが勝負!?
 
ステージ撮影・ライブ撮影で舞台を撮らない!?
 
ホールでのステージ撮影では三脚の裏に「遊び写真」あり!
 
 
 
打合せの半月後の定期演奏会の撮影に行った際、
リハーサル開始時の団員がステージ上にそろったタイミングで、
マネージャーさんが皆さんに言ってくれました。
 
「芦澤さんが戻ってきましたよー!」
 
以前から在籍している顔馴染みの団員さん達から
歓待の拍手をもらった時には、思わず胸が熱くなりました。
 
本番前の楽屋裏でも、何人もの団員さんと再会を喜び合いました。
 
 
その後、いつにも増して気合が入ったのは言うまでもありません。
 
 
 
これだから辞められないんですよね。
 
 
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芦澤来斗


たまにはライブ撮影に直接関係ない音楽の話題でも・・・

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プロフィールでも触れましたが、
私は若い頃はカメラ小僧とは縁遠く、
音楽三昧の日々を送っていました。
 
撮られる側だった私が、撮る側になるとは!
 
 
 
お小遣いもバイト代も全て、
LP(年代がわかりますね!)・CD・楽器・LD・音楽雑誌に
なっていました。
 
 
寝ても覚めても音楽の事しか考えてなかったと言っても
過言ではないくらいでした。
 
 
当時は輸入レコード店に行っては、
国内発売されていない掘り出し物のレコードを
漁っていたものです。
 
「カットアウト盤」と言って、
今で言えばアウトレットのレコードが目的でした。
 
LPジャケットの一部が切欠いてあるのです。
若干の「難あり」ですが、正規盤より安く買えました。
 
 
御茶ノ水から神保町にかけてのレコード店や楽器屋を
宝探しのように徘徊していたものです。
 
 
 
学生時代には自分の学校のみならず、
他校の学園祭に出演したり、ライブハウスにも出演していました。
 
最終的にはプロバンドに参加し、
ギャラが他のバイト代よりも多いところまでなりました。
 
 
カッコ良く大学中退でミュージシャンになりました・・・
ならよかった?のですが、そうはならず最終的には
堅気の道を選択してIT系企業に就職しました。
 
 
 
その後は「弾く」より「聴く」ばかりの生活でした。
 
でも入った会社で「音楽部」を立ち上げて、
会社からの部費でアンプやドラムをそろえ、
就業時間後や休日に会社の倉庫で練習し、
会社の旅行や行事の際にお披露目の時間をもらって、
演奏してはいました。
 
 
 
バブル時は、弾きもしないのにギターを何本も買ったり・・・。
 
その楽器も殆どレンズに化けてしまいましたが・・・(笑)
 
 
 
 
ただそんな経験がライブコンサートの撮影では生きています。
 
ミュージシャンの気持ちが理解できるのです。
 
このシーンではこんな気持ちだろう・・・とか、
次は難曲だから気合が入ってる・・・とか。
 
そんなアーティストの心情をファインダーを通して観ています。
 
 
ある部分で一緒に演奏している様な気分になります。
馴染みのミュージシャンには写真を見てそう言われます。
 
 
ただしあまりにそのステージの熱に入り込みすぎると、
それに引きずり込まれてある種冷静さを欠いた写真ばかりに
なってしまいます。
 
 
 
半分は会場の空気感にあえてどっぷりと浸りながら、
残り半分はある意味客観的で冷静な感覚を維持する。
 
この感覚が大切なんですね。
 
このバランスが取れている時は、
良いショットをものにできます。
 
 
 
ですから私の場合、
音楽ものは割と楽に会場の空気に入り込めるのですが、
「ダンス」「芝居」など、実際に自分が出演側の経験がない
ジャンルの撮影の場合は、音楽もの以上にリハーサルや
ゲネプロでのチェックや撮影、出演者や演出家などとの
コミュニケーションを綿密に取るように心掛けています。
 
ある一定以上の「思い入れ」が湧き出るように・・・。
 
 
 
この辺の感覚は私独自のものかもしれませんが、
多分あなたも、自分が経験があったり好きなジャンルを
撮る場合と、あまり馴染みのない対象では、
どこか向き合う気持ちや感じ方が違うと思います。
 
 
初めてのジャンルを撮るのに、緊張感が良いほうに働いて
新鮮な一枚をモノにできた! ということもあるかもしれません。
 
 
そんな感覚を大切に撮り続けたいですね。
 
 
あれっ!
音楽の話をするつもりだったのに・・・(笑)
ごめんなさい、それはまた。
 
 
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芦澤来斗


ライブ・コンサート撮影では抜き足・差し足・忍び足(笑)

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ライブやコンサート、舞台の撮影においては、
カメラマンは存在を消さなければならない!
 
 
観客の目障りになるのはもってのほか!
 
 
良いアングルで撮りたいあまりに、
観客の邪魔になっているカメラマンをたまに目にします。
 
 
 
そんなカメラマンは仕事が来なくなる・・・
 
 
その辺りは別の機会にも書きました。
 
 
 
 
 
今日は靴の話。
 
 
 
 
えっ! ファッションの話?
 
いえいえ(笑)
 
 
 
靴の撮影? 物撮り?
 
いえいえ(笑)
 
 
 
 
 
今日は撮影現場での靴の話です。
 
 
 
服装は極力目立たないように、
頭から足まで全身「黒」
 
忍者? カラス? 魔女? バットマン?
 
のスタイル?が基本と以前にお話ししました。
 
 
 
 
靴に関しても「黒」が基本となります
(靴だけ赤にして個性を演出・・・それはそれアリです)が、
色だけでなくもう一点注意する必要があります。
 
 
 
 
ホールは当然ながら音が良く響くように作られています。
 
 
特に、舞台上をはじめとして上手・下手そでや
舞台裏まで床が板張りが基本です。
 
 
革底の靴で歩くと
カツカツ・・・コツコツ・・・
気持ち良い音が響きます。
 
 
 
もうお分かりですね(笑)
 
 
 
全身黒の忍者ルックでキメて、
存在を消そうと努めているにも関わらず、
 
動くたびに足音が響いてしまっては
敵に見つかってしまいます!
 
 
いや、演奏者や観客の耳障りになりますよね。
 
 
 
 
「僕(私)は本番を客席からしか撮らないから大丈夫!」
 
という貴方は以下の記事を読んでください。
 
 
ステージ撮影・ライブ撮影で舞台を撮らない!?
 
ホールでのステージ撮影では三脚の裏に「遊び写真」あり!
 
ステージ撮影・ライブ撮影では、リハーサル・ゲネプロが勝負!?
 
 
 
 
クラシックコンサートの撮影では、
シャッター音も含めて特に「音」に気を使います。
 
 
クラシックコンサートの撮影現場では、
指揮者の表情を主目的にするのに加えて、
楽団員のちょっとした仕草や会話している姿を撮るために、
私はリハーサル中は基本的に殆ど舞台上に居ます。
 
 
演奏の切れ目ごとに舞台上を移動して、
上手側・下手側、真後ろ・・・さまざまなアングルから、
指揮者はもちろん、
指揮者の指示を受けて楽譜に書き込みをしている
楽団員の様子などを撮影します。
 
 
その際に耳障りな足音を響かせていたら、
多分指揮者か舞台監督に、
 
「ちょっと舞台から降りてください!!」
 
と言われるでしょうね。
 
 
そうなったら、もう指揮者は背中しか撮れません。
 
 
 
カメラでも・・・レンズでも・・・なく
 
ただ靴のために・・・
 
せっかくの撮影チャンスを逃す!
 
 
 
こんなにもったいなくて悔しいことはありませんよね。
 
 
 
 
靴ひとつとってもそのくらい神経を使ってください。
 
 
 
まして、
 
アクセサリーや
 
腰から下げたキーホルダーがジャラジャラいっている・・・
 
 
論外ですから気を付けましょう!
 
 
 
 
靴に関して付け加えると、
 
ケースによっては
舞台のはるか上のキャットウォークを通ったり…、
投光室への螺旋階段を上ったり…、
 
舞台の周辺は意外と足場が悪かったり滑りやすい場所も多いので、
動きやすくて滑りにくい靴がいいですね。
 
 
私は試したことがありませんが、
案外地下足袋とかいいかもしれません(笑)
 
 
 
まあ高いヒール履いてライブ撮影に向かう人は
いないと思いますけどね(笑)
 
 
 
 
最後にもう一点
 
 
ライブ撮影していると、
ちょっと靴を脱ぐ必要がある場合があります。
 
 
リハーサル中に、客性の上に立って撮りたくなったり・・・
 
 
終演後の集合写真で、持参の脚立でなく
身近な台やテーブルの上から撮る必要があったり…
 
 
そう! 脱ぎやすくないと不便なこともあるのです。
 
 
この点では、やはり地下足袋はダメですね(笑)
 
 
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芦澤来斗


ライブコンサート撮影に取り組むには?

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一言でライブ撮影と言っても、その内容は様々です。
主なものをあげても、

 

1.ロケーション

 
   大ホールから小さなライブハウス、また野外会場など
 
2.演目
 
   音楽、演劇、ダンス、講演会、各種発表会 etc

   音楽でもクラシックとロックでは全然違います。
 
3.目的
 

   記録用、媒体用、Web用、SNS用 etc

 

4.対象がプロかアマチュアか

 

5.納品方法

 

これ以外にも色々ありますが、
組合せも考えるとバリエーションは無限?です。

 

このような様々な対象を全てカバー出来れば理想ですが、
最初は中々そうはいかないでしょう。

 
 

特別な例を除いて、ほとんどの場合はあるキッカケ、
例えば、

 

知人からの依頼で発表会の撮影を頼まれた

 

友人がライブハウスで演奏するのを撮って欲しいと依頼された

 

などが始まりではないでしょうか。

 
 

もちろん別の撮影をメインで行っているカメラマンが、
たまにこの手の撮影を行うケースもあるでしょうし、
ハッキリ言って、その方が圧倒的に多いと思います。

 
 

ただこのサイトでは、あくまでライブ・ステージ撮影を
メインとしているカメラマン向けに発信していますので、
片手間?にライブ・ステージ撮影を行う人は対象外です(笑)

 
 
 

さまざまな対象を引き受ける場合に、
まず考えなければならないのは撮影機材かと思います。

 
 

あらゆるカメラボディー、レンズ、三脚、ストロボ etcを
全部そろえているから何でも来い!

 

というカメラマンは、現実的にはまず存在しません。

 

「俺はすべて持ってるぜ!」という人が居たとしたら、

 

ある意味コレクターでしょうね(笑)
私が対象としているカメラマンではないと断言できます(笑)

 
 

まずは手持ちの機材でこなせる範囲で依頼を受けながら、
徐々に対象を広げてゆくことになるでしょう。

 
 

「ライブ撮影をしたいのですが、
  カメラやレンズは何がいいですか?」

 

という質問を受けることが度々ありますが、
一言では答えられないのは、ここまで読まれた方なら
もうお分かりかと思います。

 
 

「どんな条件」で、「なに」を撮ろうとしているのかで、
必要となる機材はおのずと変わってきます。

 
 

残念ながら、

 

これ一台でOK!のカメラボディーはありませんし、

 

これ一本でOK!のレンズもありません。

 
 

逆に言えば、今手持ちの機材によって、
撮影できる対象はある程度決まってくると言えるでしょう。

 
 

もちろん経験を積んでいくうちに、
同じ機材を使っていても、慣れとテクニックによって
カバーできる対象は広がっていきます。

 

また、手持ちの機材をいかに生かして撮るか?!という観点も、
ライブ・ステージ撮影に限らず、
撮影のテクニック向上と自分の個性の発掘にには
重要なポイントとなります。

 
 

ただ、これらを踏まえたうえで上記の

 

「ライブ撮影をしたいのですが、
  カメラやレンズは何がいいですか?」

 

という「問い」にライブ撮影を前提として答えるとすれば、
下記のアドヴァイスは出来ます。

 
 

1.シャッター音の小さいボディー

 

   同じメーカーのボディーでもシャッター音には個性があり、
   まず「音が小さい」ことと、
   なるべく「耳障りな音でない」
   ことがポイント

 

   最近のミラーレス機に搭載され始めた
   無音撮影を可能とする電子シャッター搭載機がベスト

 
 

2.高感度の画質が優れたボディー3.なるべく明るいレンズ

 

   F値で表されるレンズの明るさが明るい
   (数値が小さい)レンズが好ましい

 

   F5.6とF2.8であればF2.8の方が明るい

 
 

機材に関しては、別のページでも語っていますし、
また別の機会に「なぜ明るいレンズが良いか」などについても
書こうと思います。

 
 
 

先にも少しふれましたが、

 

「機材を増やすこと」

 

を考えるより先に、

 

「少しでも多く撮影機会を持つこと」 と

 

「現状の機材でどう撮影するかを考える」

 

ことの方がはるかに大切です。

 
 

さまざまな現場で撮影を繰り返すことによって、
自分にとって必要なカメラボディーやレンズは
自然と分かってきます。

 
 

スポンサーにがんじがらめに縛られた、
カメラ雑誌のレビュー記事などに振り回せれることなく、
自分の現場にとって「本当に役に立つ」機材を
見極められる「目」と「感覚」を養いましょう!

 
 
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芦澤来斗

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