ファインダーは【OVF(光学ファインダー)】?? 【EVF(電子ファインダー)】?? どっち?


 
ファインダー(正式には“ビューファインダー”)と言っても、
カメラのタイプによって様々な種類があります。
 
その中で[一眼タイプ]のカメラのファインダーには、
大別して下記の2種類があります。
 
 
「光学式ファインダー(OVF:Optical View Finder)」
 
 [デジタル一眼レフ]のファインダーで、
 字のごとくレンズから入ってきた【光】を
 直接見るタイプのものです。
 
 [レフ]という鏡によって、レンズから入ってきた【光】を
 ファインダーとセンサーに切り替えて届けます。
 
 通常[レフ]はファインダーに【光】を導き、
 シャッターが押された瞬間に[レフ]が上がり(ミラーアップ)、
 【光】がセンサーに届きます。
 
 このため、撮影の瞬間にはファインダーに【光】が導かれず、
 ファインダーが真っ暗になります。
 これが“ブラックアウト”と呼ばれる現象です。
 
 
「電子式ファインダー(EVF:Electronic View Finder)」
 
 [ミラーレス一眼]のファインダーで、
 ファインダー内に組み込まれている小さな液晶画面の像を
 レンズで拡大して見るタイプのものです。
 
 レンズとセンサーの間に[レフ]がなく、
 レンズから入った【光】は常時センサーに届く状態です。
 
 電気信号に変換された【光】情報が、
 ファインダー内の小さな液晶画面に表示されるのです。
 
 ですから原理的には“ブラックアウト”は生じません。
 ですが、現状では電気的処理スピードの関係で
 実際には電気的に“ブラックアウト”が生じますが、
 最新機種ではほぼ問題ないレベルになりつつあります。
 
今後シャッターが[グローバルシャッター]になった段階で、
完全に“ブラックアウト”からは解放されます。
 
 
ネット上で『ミラーレス一眼レフ』という記述を
よく見かけますが、上記の通り[ミラーレス一眼]に
[レフ]はないのでこの言い方は誤りです。
 
そもそも“ミラーレス”とは“レフ(ミラー)”が無いという
意味ですからね(笑)
 
 
 
実際の使用感に関しては、
 
“目に優しい”のは[OVF]
 
“機能的に優れている”のは[EVF]
 
と言えます。
 
 
OVF(光学ファインダー)かEVF(電子ファインダー)か…ファインダーはやはりOVFが気持ちいい!けど・・・
 
 
例えれば、
[OVF]は窓から景色を見ている感じで、
[EVF]は景色をカメラを介して液晶テレビで見ている感じ、
とでも言えるでしょうか。
 
やはり窓越しの方が気持ち良いですよね?
 
 
実際にライブ撮影などで、数分間続けてファインダー越しに
被写体を見続ける場合などは、やはり[OVF]の方が目が楽です。
 
ただ[EVF]も日進月歩で進化しているので、
現状ではほとんど気にならないレベルにはなってきています。
 
 
[視野率]や[倍率]など他の要素もありますが、
[EVF]が撮影現場で使えないから[デジタル一眼レフ]を選ぶ・・・
という段階は過ぎたと言えます。
 
通常の撮影では[EVF]でほとんど問題ないでしょう。
 
[EVF]ではファインダーで[露出]や[被写界深度]、
[各種効果]が撮影時にリアルタイムで確認できるので、
機能的に優れていますし、
先ほどの“ブラックアウト”も克服されつつありますから、
数年後には“ファインダーと言えばEVF”が
当たり前になるでしょう。
 
ということは、
数年後には[デジタル一眼レフ]より[ミラーレス一眼]が
主流となることは明白です。
 
 
そこには、カメラメーカーの思惑や政治的な要素、
カメラ歴の長いユーザーの意識や慣習が絡むので、
そう簡単に移行しないとは思いますけどね。
 
 
ただ
 
[デジタル一眼レフ]から[ミラーレス一眼]への潮流…
 
これを止めることは誰にもできないでしょう。
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


ついに【EVF(電子ファインダー)】が【OVF(光学ファインダー)】を超えた!?

20081019-182214-_MG_0304_w
 
カメラのファインダーについては、
これまでにも何度かお話ししてきました。
 
気持ちいいのは「OVF」
機能的に優位なのは「EVF」
 
ただ現状の「EVF」には遅延の課題があり、
完全に「OVF」から置き換わらないという話もしました。
 
これについては完全ではありませんが、
実用上ではほぼ気にならないところまで
性能が向上してきています。
 
 
スマホ世代にとっては、
ファインダーはもはや無くても特に困らない物に
なっているのかもしれません。
 
背面液晶画面で撮るほうが
"普通"になりつつあるのかもしれません。
 
実際に知り合いのカメラ女子で、
「ファインダーは使ったことがない!」という女性がいます。
かなり積極的に撮影している彼女なんですけどね。
 
 
デジタル一眼レフやミラーレス一眼でも、
じっくり構図を決めて撮影する場合には、
ライブビューで撮るのが一般的になってきました。
 
 
ただ、ライブステージの撮影においてはそうはいきません。
ファインダーが必須であることは何度も話しました。
 
ライブコンサートや舞台の撮影で、
暗い客席の中で背面液晶画面を煌々と光らせて
撮影しているとしたら、カメラマン失格です。
 
少なくともライブステージを
メインに撮影するカメラマンとしては・・・。
 
 
ですから我々ステージフォトグラファーにとっては、
ファインダーは非常に重要です。
 
 
今回、ソニーから「α9」(アルファ9)という、
画期的なミラーレス一眼カメラが発表されたことで、
ファインダーの永年の課題がクリアーされました。
 
「α9」のファインダーの何が画期的かと言うと、
「ブラックアウト」からの解放!です。
 
ミラーレスカメラが登場した時点で、
機構的には「ブラックアウト」は無くなる"ハズ"でした。
 
「ミラーレス」と言う意味は、ミラーが無いということです。
 
そもそも「ブラックアウト」とは、
一眼レフという「レフ(ミラー)」がある構造のために
必然的に起きる現象です。
 
詳細はここでは省きますが、デジタル一眼レフになっても
フィルム時代の「一眼レフ」の構造が継承されてきたので、
言ってみれば「一眼レフ」の欠点を引きずっていた訳です。
 
その問題をミラーレス一眼は構造的には抱えていません。
 
しかし構造的には「ブラックアウト」が起きない
「ミラーレス一眼」ですが、
残念ながら"電気処理速度"の制約から、
実際には「ブラックアウト」が生じていました。
 
 
それが今回のα9によってとうとう
"電気処理速度"においても100%ではありませんが、
実質上「ブラックアウト」が起きなくなりました。
 
これはソニーの「積層型CMOS」という
新たな構造の高速センサーによりもたらされました。
 
今後ソニーが
この「積層型CMOS」センサーを他社に提供していくのか、
あるいはまたこの技術を使った他社向けのセンサーを
受注生産するのかも気になるところです。
 
 
その他にもローリング歪み解消の件など
革新的な点がありますが、
それはまた別の機会にお話しします。
 
そしてついに「メカニカルシャッター」が
その使命を終える時が視界に入ってきました。
 
ストロボ同調のことなどもあり、
今すぐではありませんが
これもカウントダウンが始まりましたね。
 
 
いよいよカメラ本体の
本質的な意味での「フィルム」から「デジタル」への
地殻変動が起きつつあるのを感じます。
 
 
ソニーα9(アルファ9)発表でデジタル一眼レフの牙城が危ない!
 
ライブ撮影ではファインダー(OVFでもEVFでも)は必須!
 
OVFかEVFか…ファインダーはやはりOVFが気持ちいい!けど・・・
 
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


ソニーα9(アルファ9)発表でデジタル一眼レフの牙城が危ない!

alfa9

ついに来ましたね!?
 
ソニーα9
 
NIKON D5系、Canon 1DX系に正面から戦いを挑む
ミラーレス一眼が登場しました。
 
主戦場はスポーツ写真や野鳥などのネイチャー写真。
 
 
ソニーα9の革新的な点は下記です。
 
 1.ブラックアウトなしの高速連写
 
 2.ローリング歪みのない電子シャッター
 
デジタル一眼レフでは構造的に不可能な
ブラックアウトなしの連写がとうとう実現しました。
 
理屈から言うとミラーレス一眼では「ミラーレス」の名の通り、
ミラーによるブラックアウトは起こらないのですが、
電気的な処理速度の限界で実際にはブラックアウトが
生じていました。
 
 ついに、電子がメカを超えました!
 
高速連写の永年の課題であった「ブラックアウト」が、
言ってみれば過去のものとなりました。
 
 
そして「無音撮影」を実現する
電子シャッターの問題であった、
 
 「高速に動く被写体がゆがむローリング現象」
 
もなくなりました。
 
振っているバットやゴルフクラブがグニャリと
曲がって写る現象が起こらなくなった訳です。
 
正確には全く無になったわけではなく、
通常のフォーカルプレーンシャッターと同等になったと
言うのが正しいのですが、
メカシャッターで通常は問題にならなかったレベルに
なったという事です。
 
 
上記の2点が何をもたらすかというと、
極論すればメカニカルシャッターが不要になる!のです。
 
 
もちろん「シャッター音」は無ければよいと
言い切ることはできません。
 
以前にも「無音撮影」についてはお話ししましたが、
撮影のリズムや感触、手応えという部分で
音が鳴った方が良い点もあります。
 
α9もそのあたりは意識していて、
電子音での疑似シャッター音を設定できたり、
意図的に連写開始の最初だけ意図的にわざと
ブラックアウトを演出することもできるようです。
 
 
ただ、ライブコンサート写真の撮影や、
講演会、その他静粛を求められるシーンでは「無音撮影」は
今や必須となりつつあります。
 
今までは「仕方ない」で済んでいた「シャッター音」も、
今後は徐々に「鳴らしてはならない音」となるでしょう。
 
 
我々プロの現場では、
シャッターの耐久性というのも重要です。
メカである限り寿命がありますからね。
 
電子シャッターは稼働メカがありませんから、
耐久性とは無縁になります。
 
 
そのうち、
 
 「昔はシャッターを切るとブラックアウトという
  現象が起きたんだよ」
 
と若い人たちに語る日が来ますね(笑)
「ブラックアウト」が死後になるのはいつ頃でしょうね。
 
 
デジタル一眼レフでもそうですが、
現状ではスポーツ撮影系が主となる「連写」重視のカメラと、
風景写真や物撮りなどが主となる「解像度」重視のカメラの
二系列あるわけですが、
これも将来的には一本化されてゆくのでしょう。
 
 
「解像度」重視系は先日話したように、
フルサイズのデジタル一眼レフからミラーレス中判と
なってゆくと思われます。
 
ライブビューでじっくり撮るのであれば、
ファインダーは要らない訳ですしね。
 
GFXで「35mmフルサイズ」より「中判フォーマット」かも!?
 
 
現状のミラーレス一眼の唯一の課題であった、
「高速で動く被写体を連写で捉える」
というテーマも、ついに解決されつつあるようです。
 
 
オートフォーカスの正確性も、
構造的な観点から見ればミラーレス一眼に分がある訳で、
あとは電気的な処理速度がどこまで高まるか・・・、
スピード勝負を残すのみとなりました。
 
 
ミラーレス一眼やミラーレス中判に残された課題は、
システムとしての充実度と完成度、
耐久性・対候性やサポートも含めた信頼性と言えますね。
 
 
以前も話したように、
今度の東京オリンピックの頃には、
フィールドや競技会場のカメラマン席に、
デジタル一眼レフだけがずらっと並んでいる・・・
という今までの見慣れた光景とは違う
光景になっているのでしょう。
 
 
「デジタル一眼レフ」の終焉?!
 
デジタル一眼レフかミラーレス一眼か・・・それが問題だ!?
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
芦澤来斗


ニコン(Nikon)のデジタル一眼レフのセンサー

20120731-114542-DSCN2287_w
 
先日、パナソニックの事業再編のニュースで、
デジタルカメラのセンサーの話をしました。
 
パナソニック、再リストラ デジカメなど6事業
 
そこでカメラメーカーと撮像素子(センサー)の製造会社とは
同じでないという話をしましたが、
ちょうどニコンのセンサーに関しての情報がありました。
 
 
「Nikon Rumors」によると、
ニコンのデジタル一眼レフのセンサーの製造は
下記の通りだそうです。
 
「TechInsights(以前はChipworks)」では
ニコンD5とD500のセンサーが下記のソニー製となっている。
 
D500のセンサー:ソニーIMX321 CMOS
D5のセンサー:東芝(ソニー)T4K54 CMOS
 

The Nikon D5 and D500 sensors are both made by Sony


 
 
またその他のニコンのデジタル一眼レフのセンサーは
次の通りだそうです。
 
 D40: 6 MP CCD Sony
 D40x: 10 MP CCD Sony
 D50: 6 MP CCD Sony
 D60: 10 MP CCD Sony
 D70: 6 MP CCD Sony
 D80: 10 MP CCD Sony
 D90: 12 MP CMOS Sony
 D7000: 16 MP CMOS Sony
 D7100: 24 MP CMOS Toshiba
 D7200: 24 MP CMOS Toshiba
 D3000: 10 MP CCD Sony
 D3100: 14 MP CMOS Nikon
 D3200: 24 MP CMOS Nikon
 D3300: 24 MP CMOS Sony
 D5000: 12 MP CMOS Sony
 D5100: 16 MP CMOS Sony
 D5200: 24 MP CMOS Toshiba
 D5300: 24 MP CMOS Sony
 D5500: 24 MP CMOS Sony
 D100: 6 MP CCD Sony
 D200: 10 MP CCD Sony
 D300: 12 MP CMOS Sony
 D600: 24 MP CMOS Sony
 D610: 24 MP CMOS Sony
 D750: 24 MP CMOS Sony
 D700: 12 MP CMOS Nikon
 Df: 16 MP CMOS Nikon
 D800/D800E: 36 MP CMOS Sony
 D810/D810A: 36 MP CMOS Sony
 D1: 2.7 MP Sony
 D1h: 2.7 MP Sony
 D1x: 5.47 MP Sony
 D2h: 4 MP LBCAST Nikon
 D2x: 12 MP CMOS Sony (Nikon設計)
 D3: 12 MP CMOS Nikon
 D3s: 12 MP CMOS Nikon
 D3x: 24 MP CMOS Sony
 D4: 16 MP CMOS Nikon
 D4s: 16 MP CMOS Nikon
 

List of all Nikon DSLR cameras and their sensor manufacturer/designer


 
 
Nikon製となっているものは、
ニコンは実際の製造設備は持っていないはずなので、
設計はニコンで製造は外部委託と思われます。
(製造会社は不明)
 
東芝製となっている物に関しても、
東芝のセンサー製造設備はソニーに売却されているので、
ソニー製と言うべきなのかもしれません。
 
今後、東芝独自設計のセンサーが引き続き製造されるのか、
ソニー設計だけになるのかは現状では不明です。
 
 
今回はニコンのデジタル一眼レフだけの情報ですが、
これにコンパクト系もあるわけで、
先日話したように、
メーカー相互の相関関係は非常に入り組んでいます。
 
まあどのカメラのセンサーがどこ製であっても
いいじゃないか・・・とも言えるんですけど、
センサーが調達できなければデジタルカメラの開発はできませんので、
センサーメーカーの動向が、
カメラメーカーに何らかの影響を及ぼすことは考えられます。
 
私もこの手の話にはあまり関心がないほうなんですが、
半導体やエレクトロニクス関連企業の動きが
連日のように報道されると、
やはり少し気にはなってしまいます。
 
その意味では、
センサーを自社生産できるキャノン、ソニー、パナソニックは
有利と言えるのかもしれません。
(これも今後どうなるか分かりませんけど・・・)
 
もちろんカメラはセンサーだけで語れるものではないので、
それなら上記3社のカメラが良い!
と一筋縄ではいきません。
 
 
この手の業界裏話は、
実際にはどうでもいいことだし、
知らなければ知らないでどうということはないけれど、
自分が使っているカメラメーカーのことを知っておくのも、
今後の新機種の動向や買い替えを考える場合に、
頭の片隅に入れておいて損はないかと思います。
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
芦澤来斗


オリンパスとフジフイルムのミラーレス一眼

20071222-114459-013_w
 
レンズ交換式のデジタル一眼カメラには
「デジタル一眼レフ」と「ミラーレス一眼」があり、
トレンドとしては「ミラーレス一眼」に
主流が移ってゆく・・・という話は何度かしました。
 
 
その「ミラーレス一眼」カメラにほぼ特化して
開発資源をつぎ込んでいるメーカーは、
オリンパス(OLYMPUS)
フジフイルム(FUJIFILM)
パナソニック(Panasonic)
です。
 
ニコン(NIKON)
キヤノン(Canon)
ソニー(SONY)
ペンタックス(RICOH)
などのメーカーは、
「デジタル一眼レフ」がメインか、
あるいは現状では両立状態で
まだ軸足を移しきれていないと言えるでしょう。
 
 
ある意味でフィルム時代からの「一眼レフ」の
レンズ資産を持たないか弱かったメーカーが、
その弱点が逆に功を奏して、
新たなトレンドに本腰で向かいやすかったと言えますね。
 
FUJIFILMがフルサイズ一眼を作らない理由
 
 
先日話したセンサー(撮像素子)から言うと、
オリンパスとパナソニックは、
パナソニック製の「マイクロフォーサーズ(4/3型Live MOS)」、
フジフイルムは自社設計、製造は他社委託の
「APS-C(X-Trans CMOS)」です。
 
パナソニック、再リストラ デジカメなど6事業
 
 
ライブステージ撮影の現場でも、
「デジタル一眼レフ」に混ざって
オリンパスやフジフイルムの「ミラーレス一眼」を
目にする機会も増えてきた気がします。
 
編集者などの取材現場ではパナソニックも見かけますが、
撮影の現場となると、ほとんどがニコンやキャノンの
「デジタル一眼レフ」がメインですが、
オリンパスとフジフイルムの「ミラーレス一眼」を
使うカメラマンも見かけるようになってきています。
 
 
オリンパスとフジフイルムは
「ミラーレス一眼」に注力していますので、
最新技術が盛り込まれた魅力的なモデルが
出てきています。
 
どちらも個性的で
カメラ好きを魅了するカメラです。
 
どちらを選択するかは、
もう使う人の好みと目的によるとしか言えません。
 
 
カメラ本体の機能はもちろんですが、
ストロボやサードパーティーの製品など、
周辺機器類の充実が待たれるところです。
 
まだまだニコンやキャノンでは使えるのに、
その他のメーカーはサポートしていない
サードパーティー製品が多いですからね。
 
この辺りが今後の「ミラーレス一眼」カメラの
普及速度のキーのひとつになると思います。
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
芦澤来斗


パナソニック、再リストラ デジカメなど6事業

20110916-101629-DSCN0485_w
 
日本経済新聞にパナソニックの事業再編のニュースが
掲載されました。(3月25日)
 
以下抜粋です。
------------------------------------------------------------
2018年3月期に液晶パネルの生産ラインや
半導体事業会社の株式の売却を検討するほか、
今春にはデジタルカメラなど3つの事業部を解体して
人員を減らす。

デジタルカメラや電話交換機、光ディスクを手掛ける
3つの事業部は解体する。
ほかの事業部の傘下に移管して人員も減らし、
事業規模を縮小する。
------------------------------------------------------------
 
デジタルカメラの事業から撤退するわけではありませんが、
製品のラインナップや今後の製品リリースに
何らかの影響が出てくる懸念はありますね。
 
 
私はカメラに関してはパナソニック製品には縁がないのですが、
この手の発表で気になるのは「撮像素子(センサー)」です。
(ここではデジタルカメラ用のセンサーに限定)
 
デジタルカメラのメーカーが
センサーも自社で賄っていれば話は簡単ですが、
そうではないのでややこしいんですね。
 
多分自社で全て賄っているのは
シグマのフォビオン(Foveon)センサーだけではないかと
思われます。
ただこれも傘下のFoveon社が設計はしていますが、
実際の製造は別会社です。
 
フォーサーズ、マイクロフォーサーズのセンサーは
パナソニックのみが設計・製造しています。
 
 
設計・製造まで含めると、
キャノンとソニーのデジタル一眼レフや
ミラーレス一眼のセンサーだけは内製でしょう。
 
しかしキャノンやソニーも、
それ以外のコンデジ等に関しては分かりません。
 
センサーの主要メーカーである
ソニー、東芝、サムスン、コダックなどと、
各カメラメーカーが複雑に入り組んでいます。
(東芝の今後の動向も非常に気がかりです)
 
カメラメーカー≒センサー設計≒センサー製造
なんです。
 
しかも例えばA社というカメラメーカーでも、
主力のデジタル一眼レフのセンサーは自社製であっても、
それ以外の機種は、モデルによってセンサーの供給元が
それぞれ違ったりするので相関図は非常に複雑です。
 
また各社ともそのセンサーがどこ製かは公表しませんので、
推測の域を出ないんですね。
 
ですので、センサーの製造企業の合併や事業売却・買収などが、
カメラメーカーにも非常に大きな影響を与えます。
 
世界の半導体事業の情勢が激しく動いている今の状況では、
カメラメーカーも大変ですよね。
 
フィルム時代はコダックでもフジでもアグファでも
使うフィルムの企画が統一されていたので、
カメラメーカーはフィルムメーカーとは関係なく
カメラを独自に開発・製造できました。
 
今は「撮像素子(センサー)」がカメラの心臓部となり、
それを他社に依存する構図となってしまったので、
一筋縄ではいかない非常に難しい状況です。
 
 
ですから、今回のパナソニックや
最近の東芝のニュースを目にすると、
カメラ業界の動向が気になってしまいます。
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
芦澤来斗


GFXで「35mmフルサイズ」より「中判フォーマット」かも!?

2670
 
とうとう登場しましたね!
富士フイルム(FUJIFILM)の「GFXシステム」
 
FUJIFILM GFX
 
「APS-Cサイズ」で「Xシリーズ」を拡充してきた同社が、
「35mmフルサイズ」を飛び越えて「中判フォーマット」を
リリースしてきました。
(前から噂はありましたけど)
 
 
以前に「フルサイズ」や「APS-C」に関して書いた時に、
同社の見解を紹介しました。
 
「FUJIFILMがフルサイズ一眼を作らない理由」
 
 
ハッセルブラッド(HASSELBLAD)が「X1D」を
同時期にリリースしたこともあり、
にわかに「中判フォーマット」が
盛り上がりの気配を見せてきました。
 
Hasselblad X1D
 
 
今までデジタル「中判フォーマット」は、
一般ユーザーが「デジタル一眼レフ」と同じように使うには、
価格と大きさ・重さ的にかなりハードルが高く、
スタジオ撮影など一部の特殊用途に限られていました。
 
しかし富士フイルム「GFXシステム」と
ハッセルブラッド「X1D」という「ミラーレス中判」という
新たなジャンルのカメラの登場によって、
「中判フォーマット」という選択肢が、
視野に入ってきました。(それでも高価ですけどね)
 
 
さし当たって「GFXシステム」は、町の商業写真館や
より高画質を必要とする風景写真家などから
普及が始まると思われますが、
予想を大幅に上回るオーダーが入っているようですので、
思いもしない「ミラーレス中判」という新たなトレンドが
急速に起きるかもしれません。
 
これを迎え撃つ「デジタル一眼レフ」主要メーカーの
反応も楽しみです。
 
その裏には、
カメラメーカー≠センサー(撮像素子)製造会社
という大人の事情もありますからね。
(その辺りはまた後日にでも)
 
 
でも何度か話してきましたが、
何がなんでも「フルサイズ」だったものが
いつかは「中判フォーマット」・・・になる訳ではありません。
 
あくまでも目的やニーズとのバランスですからね。
 
さし当たって私のケースを考えると、
数十名規模の集合写真を撮る場合に使ってみたい・・・
という気がしています。
 
年に数回ですが、オーケストラや合唱団の宣材用の
全員写真などを撮ることがあるので・・・。
 
 
でも価格はひとまず置いておいて(笑)、
画質とサイズ感には非常にそそられるのは事実です。
 
 
「フルサイズ」か「APS-C」か!? 「フルサイズ」神話
 
デジタル一眼レフ フラッグシップ機への憧れ
 
いよいよ「デジタル一眼レフ VS ミラーレス一眼」が本格化!?
 
デジタル一眼レフかミラーレス一眼か・・・それが問題だ!?  
 
「デジタル一眼レフ」の終焉?!
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
芦澤来斗


Profile
人気記事
カテゴリー

ページの先頭へ