ライブステージ・舞台写真撮影のキモ(バレエ・ダンス編)


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ステージ : うす暗い!
 
照 明 : 目まぐるしく変わる!
 
出演者 : 黒っぽい衣装で大勢!
 
動 き : 早い!
 
 
 
カメラマン泣かせのダンスの舞台。
 
 
ジャズダンス系などでよくあるシチュエーションです。
 
 
デジタル一眼レフの黎明期、
まだ高感度特性が今ほどではなかった頃は、
この手の撮影は苦労しました。
 
ISO感度もせいぜい800、仕方なく1600を使うという状態。
 
ギリギリの露出でRAWで撮影し、
撮影後にPCで露出を持ち上げるなど後処理を
しなければなりませんでした。
 
 
 
その点、最近のデジタル一眼レフやミラーレス一眼は
高感度性能が目覚ましく向上し、
ISO3200や場合によっては6400でも
実用に耐えるようになってきました。
 
 
 
 
バレエの場合は、
逆に舞台の照明は明るめで一定の演目が一般的です。
(もちろん、そうでない凝った照明の演目もありますが)
 
露出に関してはバレエ写真は
ジャズダンスやヒップホップ系などのダンス写真より
対応しやすいですね。
 
 
 
バレエ写真でもジャズダンス写真でも、
ダンス系の撮影では
 
「区切りとなる拍子」
 
でのキメポーズを逃さないのが基本となります。
 
もちろん演目や曲によっては
そうはいかないダンスもあります。
 
創作系のダンスや、そもそも音楽がないとか・・・。
 
 
しかし一般的な音楽に合わせて踊るダンス系の撮影の基本は
まずは「区切りとなる拍子」を押さえることから始まります。
 
 
イチ・ニッ・サン・シッ・ゴー・ロク・シチ・ハチ
ニー・ニッ・サン・シッ・ゴー・ロク・シチ・ハチ
 
 
例えば上のような拍子の曲であれば、
「ハチ」の拍子がキメポーズになるケースが一般的です。
 
 
まずはその拍子でのキメポーズをとらえます。
 
そうは言っても全員が綺麗にそろってなかったりしますが・・・(涙)
 
 
意図的に動きを表現する場合を除いては、
基本的に確実に動きを止めてキメの瞬間を撮影します。
 
 
大人数で一斉に踊るシーンなどでは、
本番で全景だけを撮るだけでは発表会写真になってしまうので、
フィニッシュや曲の途中で全員が綺麗なキメポーズを取る
見せ場の瞬間をメインに撮影し、それ以外のシーンでは
望遠で数人ずつのパートごとに撮るのも手ですね。

念のために本番同様に行われるゲネプロで、
ステージ上や舞台袖から、後列側や上手側・下手側の
両サイドさど、正面からでは撮りにくいダンサーを
事前に撮影しておければ完璧です。
 
目立ちにくいポジションのダンサーも確実に撮っておく・・・。
 
思いやりですね。
 
 
 
メインのダンサーやソロでの踊りをとらえる場合は、
確実に動きを止め、指先・足先まで収めるのが基本です。
 
 
特にそのダンサーの特徴や得意な技・ポーズがある場合は、
それを逃してはNGです。
 
それを事前に知っておくのが前提ですが・・・。
 
レッスンの見学に行くなりリハーサルでチェックするなり、
事前にチェックしておくことが大切です。
 
 
顔馴染みになれば、前もって演目の主題や見どころを
教えてもらえますし、リハーサルやゲネプロでそれを
テスト撮影しながら確認できます。
 
 
大きな公演などでは、
舞台監督や照明さんとの事前確認も大切になります。
 
 
キメポーズの瞬間に照明が同期して変わる!
そんな瞬間があることをを知らずに取り損なったら、
ゴメンナサイでは済みませんからね。
 
 
やはりダンス写真やバレエ写真の撮影においても、
事前準備やリハーサル・ゲネプロでのチェックが大切です。
 
ステージ撮影・ライブ撮影では、リハーサル・ゲネプロが勝負!?
 
 
 
あと注意が必要なポイントとしては、
衣装を美しく見せるために露出には細心の神経を!
ということでしょうか。
 
 
 
例えばバレエの白い衣装が露出オーバー気味で
真っ白くノッペリと飛んでしまったり、
赤い衣装が色飽和でベッタリ質感がなくなってしまったり・・・。
 
 
動きを追うことに気を取られすぎて気が回らない場合に、
ありがちなミスです。
 
 
その辺りのチェックもリハーサルやゲネプロで忘れずに!
 
 
最新情報やブログには書けない話はこちらで!
 
 
芦澤来斗


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