パナソニック、再リストラ デジカメなど6事業


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日本経済新聞にパナソニックの事業再編のニュースが
掲載されました。(3月25日)
 
以下抜粋です。
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2018年3月期に液晶パネルの生産ラインや
半導体事業会社の株式の売却を検討するほか、
今春にはデジタルカメラなど3つの事業部を解体して
人員を減らす。

デジタルカメラや電話交換機、光ディスクを手掛ける
3つの事業部は解体する。
ほかの事業部の傘下に移管して人員も減らし、
事業規模を縮小する。
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デジタルカメラの事業から撤退するわけではありませんが、
製品のラインナップや今後の製品リリースに
何らかの影響が出てくる懸念はありますね。
 
 
私はカメラに関してはパナソニック製品には縁がないのですが、
この手の発表で気になるのは「撮像素子(センサー)」です。
(ここではデジタルカメラ用のセンサーに限定)
 
デジタルカメラのメーカーが
センサーも自社で賄っていれば話は簡単ですが、
そうではないのでややこしいんですね。
 
多分自社で全て賄っているのは
シグマのフォビオン(Foveon)センサーだけではないかと
思われます。
ただこれも傘下のFoveon社が設計はしていますが、
実際の製造は別会社です。
 
フォーサーズ、マイクロフォーサーズのセンサーは
パナソニックのみが設計・製造しています。
 
 
設計・製造まで含めると、
キャノンとソニーのデジタル一眼レフや
ミラーレス一眼のセンサーだけは内製でしょう。
 
しかしキャノンやソニーも、
それ以外のコンデジ等に関しては分かりません。
 
センサーの主要メーカーである
ソニー、東芝、サムスン、コダックなどと、
各カメラメーカーが複雑に入り組んでいます。
(東芝の今後の動向も非常に気がかりです)
 
カメラメーカー≒センサー設計≒センサー製造
なんです。
 
しかも例えばA社というカメラメーカーでも、
主力のデジタル一眼レフのセンサーは自社製であっても、
それ以外の機種は、モデルによってセンサーの供給元が
それぞれ違ったりするので相関図は非常に複雑です。
 
また各社ともそのセンサーがどこ製かは公表しませんので、
推測の域を出ないんですね。
 
ですので、センサーの製造企業の合併や事業売却・買収などが、
カメラメーカーにも非常に大きな影響を与えます。
 
世界の半導体事業の情勢が激しく動いている今の状況では、
カメラメーカーも大変ですよね。
 
フィルム時代はコダックでもフジでもアグファでも
使うフィルムの企画が統一されていたので、
カメラメーカーはフィルムメーカーとは関係なく
カメラを独自に開発・製造できました。
 
今は「撮像素子(センサー)」がカメラの心臓部となり、
それを他社に依存する構図となってしまったので、
一筋縄ではいかない非常に難しい状況です。
 
 
ですから、今回のパナソニックや
最近の東芝のニュースを目にすると、
カメラ業界の動向が気になってしまいます。
 
 
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芦澤来斗


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