ライブ・ステージ写真撮影では、曲間にこそシャッターチャンスが!


 
ライブ写真やステージ写真の撮影では、
本番よりもむしろリハーサルやゲネプロの時が大切だし
勝負!!だという話は何度かしました。
 
 
事前にステージのセッティングリストや進行表を受け取って、
おおよその状況を想定して現場に行っても、
本番に向けての手直しや現場対応で変わることのほうが
多いのが実際にところです。
 
それに伴って、撮影ポイントや撮影場所、アングル、
カメラのセッティングも変わってきます。
 
 
本番直前に会場に入っていきなり撮影を開始するというのは、
リスクが高いというよりも、その程度の姿勢で撮れる写真は
たかが知れていると言ってもいいでしょう。
 
 
その辺りの基本的なことは、以前の記事を参考にして下さい。
 
 
リハーサル・ゲネプロで決まる!? ライブステージ撮影
 
ステージ撮影・ライブ撮影では、リハーサル・ゲネプロが勝負!?
 
 
今日お伝えしたいのは、
リハーサルやゲネプロでの撮影のちょっとした[ツボ]です。
 
 
リハーサルやゲネプロでは、
本番では撮れない写真を狙うわけです。
 
許可が出れば、
ステージに上がって出演者の間近から撮ったり、
クラシック系であれば、本番では後ろ姿しか撮れない
指揮者の表情を捉えたりします。
 
客席後方のピンに照らされてシルエットとなった
ボーカリストの後ろ姿をステージから客席に向かって撮ったり…、
色々なことを試すことが出来ますし、普段あまり目にしない
アングルでの写真をモノにできたりするわけです。
 
 
 
そうやって本番ではとても捉えられない写真を
撮る味・面白さを知ると、本番よりもリハーサルや
ゲネプロでの撮影の醍醐味にハマってゆきます(笑)
 
 
今日お伝えしたい[ツボ]は、
そのような場面でのポイントのひとつです。
 
 
リハーサルやゲネプロで
ステージ上などで夢中で撮影していると、
いつしか出演者と意識が同期して来ます。
 
同じ空気感と時間の流れに同調して、
一緒に演じているような錯覚に陥るくらいに。
 
これは私がもともと音楽をやっていたから
余計にそうなるのかもしれませんが、
経験のない芝居やダンスでも同じ感覚になります。
 
 
そうすると、
例えば曲と曲の間であったり、
演出の調整で曲中でストップしたりした場合、
撮影しているこちらも「ホッ」として一息つくんです。
 
息をつめてファインダーを見続けていた緊張感が
フッと途切れるんですね。
 
それは仕方がないんですが
(そうでなければ緊張感は続きませんし倒れます(笑))
 
休憩時間になった時も同じです。
 
こちらも出演者と一緒に
「フ~やれやれ、やっと休憩だー」
とホッとします。
 
 
そんな時が実は[ツボ]なんです。
 
ホッとした出演者の表情、
意見を交わすメンバー、
照明スタッフと微調整を相談しているバンマス、
緊張感から解放されてふざけている団員たち、
進行や段取りを確認している指揮者と演出家…
 
どれもその時の現場の空気を伝える
捨てがたい瞬間・表情に満ちているんです。
 
 
ですから、出演者と一緒に「やれやれ」とホッとしている
ヒマはありません。
 
そんな時は、
そこら中にシャッターチャンスが溢れているんです。
 
 
演奏していない、歌っていない、踊っていない
そんな瞬間にこそ、出演者個々人の個性や性格や想いが
素直に現れるんですね。
 
 
内容に関してケンカ腰で議論を交わしている場合も
あるかもしれません。
 
 
全てが得難い現場写真になります。
ドキュメントですね。
 
 
ですから局と曲の間、中断した時、休憩に入る時…
気を抜かずに周りを見渡しましょう。
 
きっといい表情をしている顔がたくさん見つかりますよ!
 
 
 
終演後も同じですよ!
 
さっさとカメラを片付けようとしているそこの君!
機材の撤収はまだ早い!
 
ステージ撮影 終演後はホワイエ(ロビー)に急げ!!
 
 
 
芦澤来斗


ライブカメラマンに必要なものは・・・機材?


梅雨も明けて、いよいよ夏本番!
 
お祭りや縁日、花火大会など、
撮りたくなるイベントが目白押しですね(笑)
 
洒落たストラップに白いミラーレスカメラをさげて、
浴衣姿で歩いているカメラ女子の姿を見ると、
なんだかホッコリ幸せな気分になってしまうのは、
歳のせいでしょうか…(笑)
 
その横を報道カメラマンのような場違いのスタイルで、
獲物を狙うような目でウロついている男性には
どうしても違和感を感じてしまいます。
 
 
夏には各種の音楽イベントも多くなりますね。
 
野外フェスはもちろん、
ライブハウスでも夏祭りのライブイベントが催されたり、
夏休みを利用したアマチュアバンドのライブ合戦なんかも
ありますよね。
ライブカメラマンの出番です!!(笑)
 
 
 
そうなるとそれらのイベントを撮るチャンスも増えますから、
それに伴って私のサイトへ訪問してくれる人数も増えます。
そして質問メールも増えてきます。
 
訪問してくれているページや質問メールの内容を見ると、
約70%がカメラやレンズなどの機材に関すること。
残り30%がそれ以外のノウハウ的な内容です。
 
 
このサイトでも必要に応じてカメラやレンズなどの
機材に関する内容は書いています。
 
ただ意図的に個別のメーカーや機種に関する内容には
あまり触れないようにしています。
 
 
その手の内容は、
[各種媒体の提灯記事]に溢れているし、
自慢がしたいだけの[自称評価レビュー]も
ネット上に無数にありますよね?
 
ですから、あえて私が書かなくても良いと思っているのと、
 
『本当に大切なことは[使っている機材]ではない!』
 
ことをお伝えしたくてこのサイトを立ち上げたからです。
 
 
ライブカメラマンは
使っているカメラで決まるものではないからです。
 
これはなにもライブカメラマンに限りませんけどね。
 
 

「ライブカメラマンになりたいんですけど、
どんなカメラを買えばよいですか?」
 
この手の質問に、
 
「まずはフルサイズのCanon EOS 5D Mark IVがいいです。
それにAPS-CのEOS 7D Mark IIがあれば万全です。
レンズは大三元3本をそろえましょう!」
 
なんて無責任に回答することはできません。
 
でもそう言っているサイトのなんと多いことか。
信じられません。
 
 
もちろん写真に取り組めば、
【道具である】カメラやレンズにも興味や愛着がわきます。
それは私も同じです。
 
でもあまりにも[そっち]に情報が偏り過ぎの気がして、
私のサイトでは[あえて外して]いるんです。
 
 
最新で最高(価格が高い)の機材を揃えれば、
ライブカメラマンになれるのであれば話は簡単です。
 
そおいう志向の「自称ライブカメラマン」は、
私がいつも言っている、
 
『ライブやコンサート会場には
カメラマンなんて居ないにこしたことはない!』
 
なんていう趣旨は理解不能でしょうね(笑)
 
 
ですから、
私のメルマガを読んでくださっている読者は、
[カメラオタク]ではなく
言ってみれば[撮影に向き合っている]人
が多いんです。
 
『納得の1枚をモノにするにはどうしたらよいか?』
 
それを考えているメンバーなんですね。
 
 
ただし、もちろんそれはとてもパーソナルで
感覚的なフィーリングに由来する内容ですから、
言葉や文字にするのは非常に難しいことは承知しています。
 
 
でもライブカメラマンだけでなく、
撮影対象のジャンルに関係なく写真を撮るうえで
【納得の1枚】を写すには避けて通れないポイントなんです。
 
分かっていても言葉では通じないと知っていて「言わない」
カメラマンも多いと思います。
 
それはカメラマンだけでなく
極端に言えば[芸の道]に通じるのかもしれませんね。
 
 
まあそこまで大そうに考える必要はありませんが、
少なくても職人としてのライブカメラマンには必要な要素です。
 
 
そこに明確な答えはありませんが、
その思考抜きでは何でも屋のカメラマンで終わってしまいます。
(それはそれで大変なんですけどね)
 
 
ライブの撮影なら【あなた】に頼みたい。
 
○○バンドの撮影なら【あなた】だ!
 
そうなりたくはありませんか?
 
『どのカメラが必要か…どのレンズが要るのか…』
 
それは後からでいいんです!
先に考えることは別にあります!
 
 
ましてや今は悩ましい状況なんです。
 
【フルサイズ】 か 【APS-C】 かで悩んでいたのが、
【ミラーレス中判】も視野に入りつつあります。
 
【デジタル一眼レフ】か【ミラーレス一眼】か
これも十分に考慮すべき段階にきました。
 
 
機材選びは後からで大丈夫です。
もちろんカメラがなければ写せませんけどね。
 
なんだか今日は小難しい話になってしまいました(笑)
暑さのせいかな…
 
ごめんなさい。
 
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「フルサイズ」か「APS-C」か!? 「フルサイズ」神話
 
いよいよ「デジタル一眼レフ VS ミラーレス一眼」が本格化!?
 
デジタル一眼レフかミラーレス一眼か・・・それが問題だ!?
 
お遊びのライブ撮影ならそれでいいけどね(笑)
 
ライブステージフォトグラファーと言うからには・・・
 
 
芦澤来斗


熱中症が怖い! 夏はツライよライブカメラマン!!


 
梅雨が明けていよいよ夏本番!
 
この頃は昔と違って[爽やかな暑さ]はほとんどなく、
やたらに[蒸し暑い]日が続きますね。
 
[真夏日]と[熱帯夜]が続くと
さすがにこたえます。
 
 
ところがこの季節は、
野外イベントや野外ライブも多くなりますよね。
 
現場としてはこれがキツイです。
 
最近では夜になってもあまり気温も下がらず、
湿度も高いままのことが多いですからね。
 
 
フィールドスポーツやネイチャー系のカメラマンには
『軟弱だ!』と怒られそうですけど(笑)
 
我々ライブカメラマンは
日頃はホールやライブハウスなど屋内の現場がメインなので、
直射日光に弱い!?(笑)
 
 
 
私は特に首から上にとても汗をかくので、
ヘアバンドしたりリストバンドしたりと
[汗対策]が必須です。
 
まあそれが逆に
私のトレードマークになっていますけどね(笑)
 
 
 
長丁場の野外ライブなどでは、
なかなかスタッフ小屋に戻れなっかたりしますから、
ペットボトルも含めて身に付けておかなければ
ならないこともあります。
 
 
カメラ2台にレンズ3本程度、
予備バッテリー複数個、
その他記録メディアや備品だけでも
腰回りも肩もフルの状態です。
そこにペットボトルが1本ないし2本。
 
重い・動きにくい・余計に汗が出る・・・
仕方ないですね。
 
 
これらをいかにスマートに身に付けられるかは、
もう場数と経験で色々試しながら
自分流を見つけるしかないですね。
 
黒Tシャツは早々に潮を吹いて背中辺りが白くなるし、
[潮吹きライブカメラマン]ですよ(笑)
 
 
 
自分の汗でファインダーが雲ってくる頃には、
集中力もヤバい状態になっていたりします。
 
ライブカメラマンも、
日頃からの体力作りと鍛練が問われますね。
 
 
 
それでも、野外は独特の解放感と
観客も含めた空気感がありますし、
なによりも[空]があります!
(その代わり、雨!!という恐怖もありますが)
 
出演者も日頃のインドアの時とは
違った表情を見せてくれます。
 
そんなミュージシャンの表情を捉えるのも
ライブカメラマンの撮り甲斐のひとつですね。
 
ホールでは暗くて写せない観客の
ノリノリの姿も撮れますからね。
 
 
ですからホールの時以上に動き回ります。
 
アップテンポの曲では少し引いて、
ノッテる観客越しにステージを狙ったり、
バラードではステージ下まで行って
弾き語りの表情をアップで捉えたり。
 
 
でも会場のロケーションが良くて、
回りに木立が観えたりすると気分いいですね。
 
日没からマジックアワーの頃には、
ステージの向きや状況にもよりますが、
茜色から移ってゆく空と共に撮れたら最高です!
 
 
さて筋トレでもしますか!!
 
 
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芦澤来斗


富士フイルムがニコンを救済?

20050113-img_f_w 
 
数日前ですが、何かと業績不振が言われている
ニコンの救済に富士フイルムの名前が上がっているとの
ニュースが話題になっていました。
 
仕掛けているのは、ニコンのメーンバンクである
三菱東京UFJ銀行と経済産業省とのこと。
 
このままいくと、中国などの海外企業に買収される
恐れがあるのでは・・・という懸念からのようです。
 
ただ9000億円とも言われる資金が必要となるため、
完全な買収ではなく映像関連部門なのではないか・・・
という読みもあるようです。
 
ただこの件に関しては情報の出所が月刊誌『選択』だけ
のようで、憶測先行で話題が広がっている感があります。
 

ニコンに限らず、カメラ業界は今どこも厳しい状況
であることに変わりありません。
 
産経新聞にはこんな記事も載っていましたね。
 
スマホに食われたカメラ…苦境続く業界
 
 
富士フイルムHDにしても、
傘下の富士ゼロックス問題を抱えていますし・・・。
 
東芝メディカルの買収では、富士フイルムHDは
キヤノンに負けたという話しもあるようです。
 
 
キヤノンは2015年にスウェーデンの
Axis Communications社を完全子会社化したり、
東芝メディカルの買収など、
イメージング事業以外の全方位でかなり強気の
攻勢を掛けてきている印象ですね。
 
これも現状のデジタルカメラ業界全体の業績縮小と、
先行きの不透明感の表れとも取れます。
 
 
フィルム時代からデジタルへの移行の際にも、
カメラメーカーの業界は動きが激しかったですが、
今後もどうなるかは読めないですね。
 
 
ただし、キヤノンの独り勝ちになってしまっては、
業界としても好ましくないハズなので、
ニコンはじめ他社にも頑張って欲しいですね!
 
 
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芦澤来斗


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写真撮影の基礎の再確認や気付きに役立つ便利な本

DSCN0146_w
 
私が発信している「ステージ撮り」メールへの返信で、
数名の方から写真撮影の基礎に関する質問が寄せられました。
 
各種の写真用語についてはネットで検索すれば直ぐに見つかりますが、
コツやポイントに関する疑問が調べられずにいる・・・
という内容が結構な数ありました。
 
もともと私のBlogはかなりコアな内容ですので、
初心者の方々には読まれていないだろうと思っていました。
 
ところがライブやコンサートなどの撮影に憧れを持っていて、
これから真剣に取り組もうという意思で読んでいただいている
カメラマンの卵もかなりいてくださることが分かりました。
 
本当に基本的な撮影講座はネット上にも多数ありますから、
いまさら私の出番はないと思いますが(笑)、
それを踏まえた上でのポイントは折に触れて語ってゆきますね。
 
 
ただ今後のメールの内容についてきていただくために、
基本的なことは分かっていて欲しいので、
そんな方に便利な書籍を紹介します。
 
(撮影テク早見表付) 完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼撮影テクニック事典101+
 
話題になったベストセラーの改訂版ですので、
旧版も含めればすでに持っている人も多いかもしれません。
 
「101」が「101+」になり、内容が最新に更新・追記されて
版もひとまわり大きく見やすくなりました。
 
「101」を持っている人はわざわざ買い換えなくても大丈夫ですよ!
「101」は持ち歩くのに便利ですからね。
 
 
この本はなにも初心者だけに役立つものではありません。
ベテランのカメラマンでも、気付かぬうちに自分流が沁みついてしまい、
撮影スタイルがパターン化する傾向にあります。
それが進むと「煮詰まり」になるんですね。
 
そんな時の気分転換になりますし、
パラパラと見ていると忘れていたポイントに
あらためて気付いたりできます。
 
そうそう! 今度これで撮ってみよう!
 
という感じです。
 
 
私も新旧版を傍らに置いてます(笑)
 
写真好きなら、一家に一冊!(笑)
 
 
姉妹書として「構図」に関する下記もあります。
 
(構図テク早見表付) 完全版 写真がもっと上手くなるデジタル一眼構図テクニック事典101+
 
こちらはもし余裕と興味があれば読んでください。
でもまずは「撮影テクニック事典101+」が先ですよ!
 
欲張っても消化不良になりますし、
本だけ読んでいても上達しませんからね(笑)
 
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芦澤来斗


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カテゴリ:etc 技術・ノウハウ 

「フルサイズ」や「APS-C」ではないフォーマットとは?

20170329-130555-DSCN0026_w
 
「フォーマット」と聞くと、
 
「フルサイズ」
「APS-C」
「1intch」
 
など、センサー(撮像素子)のサイズの話題が
多くなっている感じがします。
 
その手の話題は別の機会に何度か話していますしね。
 
 
今日は「フォーマット」とは言っても、
センサーの話ではなくて
写真の「カタチ」(縦横比率)の話です。
 
 
いま最も一般的なフォーマットは下記でしょう。
 
 4:3 => コンデジ、スマホ、中判
 3:2 => デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼
 
 
もちろん今はデジタルですから設定を変えることで、
様々なフォーマットで撮影できます。
 
インスタグラムは「1:1」の正方形が基本ですよね。
そのため正方形の写真は若い人達にもお馴染みになりました。
 
私には、「1:1」というより6×6(ロクロク)と言う方が
ピンと来るんですけどね(笑)。
 
 
あなたが「フィルム」と聞いて思い描くのは、
たぶん35mm判(135)というフィルムでしょう。
 
町の写真屋さんで普通に販売されているやつです。
(それもだいぶ見かけなくなってきましたけど)
 
元は映画用の35mm幅の長~いフィルムだったものを
写真用に流用したのが始まりです。
これに貢献したのがLeica(ライカ)なんです。
 
ライカの普及により、
36mm×24mmの「3:2」のフォーマットが広く定着しました。
ですから「ライカ判」とも呼ばれました。
 
ちなみに「135」という呼び名は、
35mmの映画用のフィルムを
写真用に短くしてカートリッジ式とした
コダック社が使った用語です。
 
この36mm×24mm(3:2)のサイズが
写真のデファクトスタンダードとなり、
現在の「フルサイズ」に継承されている訳ですね。
 
35mm判の1コマのサイズを
「フルサイズ」
と言っているんです。
 
 
ちなみにその他にも
「120」と言われるフィルムもあります。
通常は「ブローニーフィルム」と呼ばれるやつです。
 
これは60mm幅のフィルムで、
1コマの長さにより各種ありました。
 
6cm× 9cm判(ロクキュー、8枚撮り)
6cm×4.5cm判(ロクヨンゴ、16枚撮り)
6cm× 6cm判(ロクロク、12枚撮り)
6cm× 7cm判(ロクナナ、10枚撮り)
6cm× 8cm判(ロクハチ、9枚撮り)
6cm× 12cm判(ロクイチニー、6枚撮り)
6cm× 17cm判(ロクイチナナ、4枚撮り)
6cm× 24cm判(3枚撮り)
 
要するに一定の長さをどう使うかで、
サイズと撮れる枚数が決まった訳です。
 
倍の長さの「220」というフィルムもあります。
これだとそれぞれ上記の倍の枚数が撮れるわけです。
 
今でも根強い人気のハッセルブラッドや
ローライフレックスなどの正方形の写真は、
上記の6cm×6cm(ロクロク)です。
 
 
この他にも「シートフィルム」と呼ばれる、
フィルム1枚で写真1枚というのもあります。
これにも各種サイズがありますよ。
 
4inch×5inch判(シノゴ)
8inch×10inch判(エイトバイテン、通称バイテン)
 
あたりがメジャーでした。
 
35mmよりもより高画質を得るために、
大きなサイズのフィルムを使っていたんですね。
 
 
「私はバイテンで山岳写真を撮ってます。」
なんて聞くと、おースゴイ! なんて思ったわけです(笑)
 
 
 
フィルムの話を
こんなにするつもりではなかったんですが・・・。
 
 
要するにフィルム時代の写真のフォーマットは、
使用するフィルムとカメラで決まっていたんです。
 
少なくともフィルム1本を撮りきるまでは、
同じ形の写真しか撮れなかったんです。
 
最初は「3:2」で1枚撮って、
次のコマは「1:1」で、
その次はまた「3:2」で撮る・・・。
 
そんな芸当は考えられなかった訳なんです。
 
 
今はデジタルになったので、
1枚ずつ自由にフォーマットを変えられますよね?
 
あなたのカメラにも少なくとも
「3:2」「4:3」「1:1」「16:9」のどれか2つくらいは
あるのではないですか?
 
 
せっかくフォーマットを自由に変えられるんだから、
何も修行のように「3:2」に縛られる必要はなくて、
被写体によって、もっと自由に柔軟にフォーマットを
変えてみようよ!と勧めたいわけです。
 
 
フィルム時代は、
言ってみればSDカード1枚撮り終わるまでは、
フォーマットの変更はできなかったんです。
 
1枚ごとに変更できるんだから「使わにゃ損損!」でっせ。
 
だからといって、1枚ごとに悩みながらコロコロ変えるのも、
それはそれで・・・ですけどね(笑)。
 
 
フォーマットの話のつもりが、
なんだか懐かしいフィルム説明が
メインになってしまいました。
 
 
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芦澤来斗


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ライブ写真撮影だけでなく、写真撮影に煮詰まった時には・・・

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何だかいつも同じような写真ばっかり・・・
 
面白い被写体が見つからない・・・
 
新鮮な目で見れなくなった・・・
 
撮影意欲がわかない・・・
 
 
写真撮影を続けていると、
そんな気分になることがあります。
 
日常生活の悩みや体調や気分や天候や・・・
 
原因は様々でしょう。
 
 
人によってその対処法も色々あると思います。
 
 写真を忘れて外出する。
 
 買物する。
 
 美味い物を食べに行く。
 
 本を読む。
 
 音楽を聴く。
 
 旅行に行く。
 
 映画を観る。
 
 酒を飲む。
 
 
その時の状況によっても対処法は変わりますよね?
 
私の場合もその時によってもちろん違います。
 
 
ただ今日は写真で気分を変える方法について
お話ししようと思います。
 
 
自分の写真に煮詰まったり意欲がわかない時に、
一番刺激になる特効薬は「新しいカメラを手に入れる」、
「新しいレンズを手に入れる」ことかもしれませんね。
 
もちろん気になっている最新のカメラを手に入れたら、
俄然やる気がおきて撮影意欲がわいてくるでしょう(笑)
 
その都度そうやって新しいカメラを入手できれば、
それはそれで目先の気分は変わるでしょうし、
写欲(撮影意欲)はある意味で解消できるかもしれません。
 
 
ところが自分の写真に煮詰まっている場合には、
新たなカメラを入手しても解消しないんですよ。
 
 
まあそんな時には、
しばらくは写真のことを一切忘れて別のことに
打ち込むのがいいとは思います。
 
カメラを持たずに旅に出るとか・・・
(こう言うとなんだかカッコいいですね(笑))
 
まあそれができれば苦労しないんですけど・・・。
 
 
そこまで極端ではなくても、
煮詰まった気分を変えたい時はありますよね?
 
ここでは手持ちのカメラを使っての
気分転換・・・煮詰まり解消方法のひとつをご紹介します。
 
 
写真を撮り続けていると、
どうしても視界や視点がある意味で固定されてきます。
 
その時の精神状態にもよりますが、
目に入る対象もどうしても
いつも同じようなものに決まってくる傾向があります。
 
 
肩こりをほぐすように、
固まった目と脳をほぐす必要があるんですね。
 
 
これはベテランカメラマンなら、
それぞれ独自の方法を持っているでしょう。
(あくまで写真で・・・の話ですよ)
 
 
私の場合は例えばこんな方法で「写ん歩」に行きます。
 
 1.古いカメラだけ持って
 
 2.フォーマットを6×6のスクエアー(正方形)で、
  カラーはモノクロモードに固定して
 
 3.トイカメラで
 
 
他にもありますが、
要するに日頃と違った縛りを
気分によってあえて作るのです。
 
 
私の場合は、特に日頃の「2:3」のフォーマットを
スクエアーに決めて半日くらい歩くと、
目と脳のこりがほぐれます(笑)
 
景色の見え方、無意識の捉え方が変わって
気分もリフレッシュします。
 
若い人たちはインスタグラムに親しんでいて、
真四角写真を気軽に楽しんでいますけど・・・。
 
 
私は以前ハッセルが好きで
いつも持ち歩いていた時期もありますが、
最近はすっかりご無沙汰状態が多いので
余計に感じるのかもしれません。
 
ポラロイドとかも気分転換にはなりますね。
今ならチェキかな・・・使ってませんが(笑)
 
 
まあ重症の煮詰まり状態の解消には、
旅行を含めてそれ相応の対処法が必要ですが、
軽度の煮詰まり解消にはそんな対処法も
試してみてください。
 
 
友人とカラオケ行って飲みながら歌うのが一番!
 
それはそれで大賛成ですけどね(笑)
 
 
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芦澤来斗


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