ステージフォトグラファーになるなんて、想像もしなかった!


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友人・知人から不思議がられるまでもなく、
自分自身が一番驚いています。

 

「ステージフォトグラファーになるなんて!」

 

 

中学時代から学生時代は音楽にどっぷりと浸かっていました。

 

寝ても覚めてもギターやベースを弾いていて、
お小遣いやバイト代は、全てそれに費やしました。

 

レコード、CD、楽器、エフェクター・・・etc

 

そこに「カメラ」や「写真」が入り込む余地はありませんでした。

演奏している姿を撮ってはもらってましたけど・・・(笑)

 

 

大学を卒業してIT企業に就職してからも、
写真を撮るといったら旅行に行った時くらいで、
カメラに入れっぱなしのフィルムに気付いて、
何を撮ったのか現像するまで忘れていた・・・
なんていうことも度々でした。

 

 

そんな私が、いま撮影の仕事をしているのです!!

 

 

いくつかの「偶然」と「出会い」、「挫折」と「冷汗(笑)」、
「独学」と「経験」でここまで来ました。

 

 

私はカメラオタクではありません。

 

夜にカメラの空シャッターを切って恍惚としたり・・・

 

酒の肴にカメラを磨いたり・・・

 

暗室作業に没頭したり・・・

 

中古カメラ屋さんのショウウィンドーに張り付いたり・・・

 

全く興味がありません。

 

 

PCは元々の仕事柄そこそこ強いほうかとは思いますが、
RAWデーターの加工や、ましてやPhotoshopでの
作り込み(改変?)にも全く興味はありません。
(必要最低限、仕方なく行うことはありますが・・・)

 

 

でも、お陰様で指名での撮影の依頼をいただきますし、
継続的に撮影させていただいているアーティストの方々とは、
撮る撮られる・・・以上の関係になっています。

 

 

しかし、ここまで至るには全くの手探り状態でした。

 

 

もともと全く普通のサラリーマンでしたので、
撮影の基礎はもちろん、この業界の知識はゼロでしたし、
ノウハウを教わる人も周りには居ませんでした。

 

写真撮影 事始め

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最初は、Webサイト(ホームページ)の制作を始めたのが
キッカケでした。

 

サイトに載せる商品や店舗、人物などを必要に迫られて
撮るようになり、「撮影」という行為を意識するように
なりました。

 

デジタル一眼レフを購入し、
様々なノウハウ本を手あたり次第買いあさって読みました。

 

でも、当時はあくまで制作作業の一環として考えていました。

 

ただ少しずつ写真撮影の面白さ・奥深さに興味は持ちました。

キットレンズ以外のレンズを初めて単体で買ったのもこの頃です。

 

浣腸怖い!

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商品撮影(いわゆる「物撮り」)で一番覚えているのは、

 

自宅の部屋が「浣腸器」だらけ!になった時です(笑)

 

某大手メーカーのサイト制作で、現地での社屋や工場の
撮影とは別に、製品は送ってもらってまとめて撮る事になったのは
よいのですが、届いた物量にタマゲました!

 

製品の種類も半端ではないのですが、先方が気を遣って下さり、
それぞれのパッケージと液体が封入されていない空き容器なども
全て送られてきたのです。

 

梱包を開封して全てを出したら足の踏み場がなくなりました。

 

 

撮影完了後はこちらで処分してくれとのことでしたが、
とても一度では破棄できず、燃えるゴミ、燃えないゴミなど、
数回に分けて捨てました。

 

一度に捨てたりしたら、
それこそ怪しい浣腸マニアか変質者に間違われて
ご近所で不審者扱いされていたかもしれません(笑)

 

音楽現場の撮影に出会う

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友人の建築士の依頼で「歪み・直線・垂直」に苦しみながら
戸建てやマンションの竣工写真を撮ったりもしました。

 

超広角レンズやシフトレンズを使ったり、
仲間と手分けしてPhotoshopで電柱や電線をひたすら消したり・・・。

 

 

そしてその頃、プロのドラマーでもある音楽学校の校長から
撮影の依頼を受けたのです。

 

年に一度行っている発表会の撮影の依頼で、
立派なホールで本格的な音響も照明も入ったものでした。

 

 

これが「演者を撮る」初めての体験でした。

 

 

もともとバンドをやっていた経験もあり、
音楽がないといられない性分なので、
夢中で撮影しその面白さの虜になりました。

 

撮影していることも忘れ一緒に演奏しているかのような気分を
初めて味わいました。

 

 

それはそれで、良い事ばかりでないことは後で知りますが・・・。

 

 

この時の写真が学校のポスターやパンフレットになり、
それを見たある舞台監督から声を掛けていただいたのが、
その後の方向性を決定付ける出会いとなりました。

 

プロ 対 プロ  ガチンコ勝負!

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先の舞台監督から
宝塚歌劇団出身のシャンソン歌手で先生を紹介されました。

 

そもそもは彼女の活動や教室のWebサイト制作で。

 

舞監「先生には専属のカメラマンがいるけど、
   今度のリサイタル、ホームページ用に芦澤が撮影に入る
   許可をもらったから、押さえで撮影してみ!」

 

芦澤「ありがとうございます。
   ではカメラマンの邪魔にならにように
   ゲリラで撮影させてもらいます。」

 

 

この時撮った写真が先生の目に留まり、
その一年後には専属カメラマンとなりました。

 

 

この方は宝塚出身ということもあり、
その後の歌手活動も含めてステージ上の姿は
イヤというほど撮られています。

 

ご主人もプロのサックスプレーヤーで、
これまた演奏姿は撮られ慣れています。

 

 

専属になったからといって喜んではいられません。
(後で聞いたんですが、
この先生カメラマンをクビにするので有名だったそうです)

 

「これは記念写真だね!!(バッサリ)」

(綺麗に撮れてると思うんですが・・・)

 

「いつも同じポーズばっかりね!」

(・・・・・)

 

「芦澤さん最近マンネリ化してない?」

(そっ、そんなつもりは・・・)

 

「二日酔だったんじゃない? 写真に勢いがないわね」

(うっ! ヤヴァイ! バレてる!)

 

「今回は芦澤らしさが出てないね!」

(芦澤らしさって何??)

 

 

本当に鍛えていただきました。

 

 

私が生粋のカメラマンでないことも承知の上で、
それでもプロの現場に臨むプロとしての心構え、作法、
舞台写真とは何か?を仕込むために一人前のプロとして
扱って下さいました。愛のムチですね。

 

その分冷汗も散々かきましたが・・・(笑)

 

そうは言いながらもとても大切にしてくださり、
交響楽団をはじめとした様々な団体や演奏家を
次々にご紹介下さいました。

 

演者を撮るとは?

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この経験がなかったら、

ステージフォトグラファー 芦澤来斗は存在しません。

 

 

単に、何でもそれなりに撮る報道系のカメラマンのような
「記念写真・記録写真」しか撮っていなかったでしょう。

 

 

その後も様々な「本物の演者」との出会いが、
私の血となり肉となっています。

 

 

 

「ステージ撮影」「コンサート撮影」「ライブ撮影」「舞台撮影」
言葉はなんでも構いませんが、

 

「演者を撮る」とはどういう事なのか?

 

「演者が撮って欲しい」のはどんなショットなのか?

 

どうすれば「あなたの一枚」がとれるのか?

 

 

これは、使うカメラ、小手先のテクニック、
書籍から頭に入っている知識・・・では解が得られないものです。

 

 

ある意味特殊な世界なので、カメラ雑誌やノウハウ本にも
このジャンルの情報はほとんど載っていません。

 

私も身をもって経験するしかありませんでした。

 

 

 

このジャンルを目指す貴方に、

 

少しでも早くこの世界の魅力と醍醐味を知ってもらい、

 

なるべく無駄なく取り組んでもらい、

 

瞬間を切り取る充実感と喜びを味わってほしいと思っています。

 

 

 

「演者と共にファインダーを通して演じましょう!」

 

 





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芦澤来斗


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